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学びいきいき中越第89号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0241431 更新日:2019年12月6日更新

令和2年度の重点教科訪問について

令和2年度の重点教科訪問を下記のように実施します。

1  趣旨

 各市町村の中学校・義務教育学校後期課程(以下、中学校等)の同一教科の教員が 数校ずつのグループごとに協働性を発揮して授業改善を進める機会を継続的に設定することによって、互いの教科指導力の向上を図る体制をつくる。

 2  変更点

* グループが複数の市町村にまたがっている場合がありますが、その市町村の組合せはこれまでと同じです。

重点教科訪問変更点

 中教研の指定研究の指導者として中越教育事務所の指導者を要請する場合は、今まで通り、要請訪問としてください。なお、中教研の研究を指定されていることが重点教科訪問の実施希望を妨げるものではありません。

 なお、授業改善支援訪問の計画については、2月に連絡します。

 

インフルエンザ様疾患の発生報告について

 新潟県内においては、例年よりも早い10月から流行期に入っています。今後も、罹患者数の増加が懸念されます。流水と石けんによる手洗いの励行やマスクの着用等、予防策への取組と、健康観察の強化による初期対応への体制作りをお願いします。
  インフルエンザに罹患した場合の出席停止期間については、学校保健安全法施行規則第19条第2項により「発病した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日(幼児にあっては、三日)を経過するまで」と規定されています。これに沿って適切な対応をお願いします。
  なお、インフルエンザによる学級閉鎖等の状況については、毎日、県のホームページにて公開されています。各学校においては、「学校等欠席者・感染症システム」に13時までに必ず必要事項を入力するようお願いします。
 県教育庁保健体育課より、令和元年12月3日付で通知された教保第510号「今冬の学校におけるインフルエンザ総合対策の推進並びに学校欠席者・感染症情報収集システムの再入力について」を確認し、各学校で対策の推進をお願いします。
 <新潟県保健福祉部 健康対策課 感染症に関するホームページ>
 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kenko/1196266615801.html
 <厚生労働省 インフルエンザ対策ホームページ>
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html

 

特別支援学級における自立活動の充実を!

 平成29年告示の小学校・中学校学習指導要領では、特別支援学級において実施する特別の教育課程については、「障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るため、特別支援学校小学部・中学部学習指導要領第7章に示す自立活動を取り入れること」とされています。
  特別支援学級に在籍している子供は、それぞれ何らかの障害による学習上又は生活上の困難を有しています。したがってその困難を主体的に克服するための学習が必要となります。例えば自閉症スペクトラム障害により集団の中でのコミュニケーションが苦手な子供がいた場合、まず特別支援学級の少人数で会話のパターンを学習し、交流学級で学習の成果を試しながら集団での関わり方や苦手な場面からの回避方法を学習します。このように個別や少人数での学習をベースに集団への適応を図ります。
 特別支援学級において障害による困難を主体的に克服する力を身に付けることは、生活や学習の質を向上させる土台となります。各学校においては、特別支援学級での学習が単なる教科学習の補充に終始することのないよう、個々の障害の状態を適切に把握し、個に応じた自立活動を充実させる教育課程の編成をお願いします。

 

社会教育の窓

「文部科学大臣表彰校」の紹介

「進んで 取り組む 今小っ子」の育成をめざして
―学校・保護者・地域の協働によるコミュニティづくり―

 見附市立今町小学校の学校運営協議会、地域学校協働部の取組が、令和元年度「地域学校協働活動」推進に係る「文部科学大臣表彰」を受賞しました。
 今町小学校では、地域学校協働活動として、大凧合戦・今町べと人形伝承・防災スクールなどに全面的に協力しています。「社会に開かれた教育課程」の編成では学校と地域が共にめざす子供の姿を描くため、推進員、教職員、児童で年間5回の熟議を重ねています。そして、学校と地域が共に参加、運営する、ふたばチャレンジウォーク、オータムフェスティバルで地域を盛り上げています。また、地域の各団体と連携した地域あいさつ運動、学校deイルミネーション、みんなでラジオ体操プロジェクト、おやじバンド活動を行い、地域の活性化を推進しています。
 こうした地域と連携した特色ある活動で、地域や学校に対して児童は一層愛着を感じ、保護者の評価も高まっています。また、協働の推進役として教育コーディネーターと推進員が積極的にPTAや外部団体と連携していることは、教職員の負担軽減にもつながっています。

伝統文化「大凧の絵付け」を地元絵師から教わる児童地域学校協働活動推進員・学校運営協議会員と児童との熟議

 子ども読書活動の推進

令和元年度子ども読書レベルアップ研修会

  県教育委員会では、「子ども読書活動推進事業」として、「子ども読書レベルアップ研修会」を開催しました。この研修会の目的は、地域や学校で「子ども読書活動」を推進する人の読書に関する総合的な知識と実践的な技術の習得と、「子ども読書活動」を推進する関係者のネットワークづくりです。
中越地区では三条市立図書館と刈羽村立図書館を会場にそれぞれ2回開催し、延べ 60人が参加しました。(講師・テーマは下表参照)
 研修会では、障害のある子供たちへの読書活動や布絵本による読み聞かせについて、まず講師の豊富な実践を詳しく教えていただきました。次に、各回のテーマに基づいた演習を班に分かれて行いました。
 参加者の内訳は、教職員が全体の1割、学校や地域で活躍している読書ボランティアが3割を占めました。参加者からは、「障害がある子供への支援について具体的に学ぶことができた。」「布絵本の素晴らしさを知ることができた。読み聞かせに活用したい。」などの感想が寄せられ、高い評価をいただきました。

布絵本の読み聞かせ

 

 

 

 

 

 

 

 

講師とテーマ

プログラミング教育の円滑な実施に向けて

 情報化の進展に伴い、子供たちには次のような力を育むことが求められています。(1)情報を読み解く。(2)論理的・創造的に思考して新たな価値を創造する。(3)感性を働かせながら、学んだことを生かそうとする。小学校学習指導要領(平成29年告示)総則には、各教科等の特質に応じて「児童がプログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動」を計画的に実施するよう示されています。現在、各学校や教育委員会等において、新年度からのプログラミング教育の実施に向けた準備が進められていますが、教師一人一人がプログラミング教育のねらいを理解し、プログラミングを学習活動としてどのように実施するかをイメージする必要があります。
 資料や教材等は文部科学省のWebサイトからも入手でき、小学校プログラミング教育のねらいや育む資質・能力、指導例などを説明した動画も、YouTube上のMEXTチャンネルで視聴することができます。また、新潟県教育支援システム(Tea Room)からは、プログラミング教育研修会資料等をダウンロードすることができます。これらの資料を参考にしながら、プログラミング教育の円滑な実施に向けた取組をお願いします。

 

管理手帳 中越版  「信頼回復」に向けて、取組の徹底を!

◆「信頼回復」に向け、強固な学校体制の構築を

 8月から続発した重大事案を受け、去る10月9日(水)、リリックホールで臨時校長会が開催されました。「教職員の一つ一つの行動が、児童生徒に大きな影響を与えることに無自覚な教職員が増えてきているのではないか。」という義務教育課長の言葉がありました。まさに教育公務員としての自覚が問われています。『信頼回復』に向けて、非違行為を起こさない強固な学校体制の構築が急務です。各学校での研修に工夫、改善を加え、より具体的な取組を確実に実施してください。いよいよ師走に入ります。公的にも私的にも飲酒の機会が多くなる時期になりますので、各校での取組の徹底をお願いします。
  事故報告一覧

 ◆教員免許更新の確実な手続きを

 今年も申請の締切り(1月31日)が迫ってきました。今年度より旧免許状所持者の2巡目の更新も始まっています。毎年、書類の不備等が散見されますので、12月末には事務所まで提出するようお願いします。なお、「やむを得ない事由」による延期(又は延長)の申請は、更新受講期間の最終日までに行う必要があります。育児休業中、病気休職中等で申請する場合は、遅れないようにしてください。

 

 

 

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