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【中越】令和5年度 社会同和教育市町村巡回研修会を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0622730 更新日:2023年11月27日更新
 新潟県教育委員会では、同和問題の正しい理解を深め、差別解消に向けた社会同和教育の実践を促すために、広く県内市町村を巡回して研修を行っています。中越地区では、管内を6ブロックに分け、毎年2会場ずつ巡回しています。今年度は、魚沼・南魚沼・湯沢ブロック、見附・長岡ブロックで開催しました。

期日・会場・参加者数

魚沼・南魚沼・湯沢ブロック
 令和5年7月6日(木曜日) 魚沼市小出郷文化会館(112名参加)

見附・長岡ブロック
 令和5年10月3日(火曜日) 見附市中央公民館(147名参加)

日程

13時30分 開会式
13時45分 説明「社会同和教育市町村巡回研修会の趣旨」
13時55分 取組紹介「学校教育の取組」
14時20分 講義「同和問題の現状と人権教育の推進」
15時30分 情報交換
16時00分 閉会

説明

 社会同和教育市町村巡回研修会の趣旨
 (新潟県教育庁生涯学習推進課)​

  • 社会同和教育市町村巡回研修会 の趣旨について
  • 新潟県の人権教育に関する基本方針について
  • 同和問題について
  • 人権教育を取り巻く国や新潟県、新潟県教育委員会の動向について
  • 生涯学習推進課の取組について

趣旨説明

 

取組紹介

魚沼・南魚沼・湯沢ブロック
 魚沼市学校教育の取組(魚沼市教育委員会事務局学校教育課)

  • 「魚沼市いじめ・差別等を防止して人権を守る条例」
  • 「魚沼市人権教育・啓発推進計画」による取組推進
  • 授業等の改善
  • 研修の充実
  • 環境づくり
  • 学校支援、地域・関係組織等との連携
取組紹介1
 

見附・長岡ブロック
 見附市学校教育の取組(見附市教育委員会学校教育課)

  • 見附市の目指す教育
  • 「見附市 学校教育の重点」と
    学校教育の中核となる理念「共創郷育」
     ~地域総がかりで子どもを育てる~
  • 見附の学校教育と、同和教育、人権教育
  • 見附市としての取組
取組紹介2

講義・情報交換

<講義>
【魚沼市会場】魚沼地方の同和問題と人権教育の推進
​【見附市会場】中越地区の同和問題と人権教育の推進
        新潟工科大学教授 秋山 正道 様​

 「部落差別問題と冤罪事件とのかかわり」「部落差別解消に向けた国や地方自治体の取組」「被差別部落の人々が果たしてきた役割や価値」などについて、地域の実態に応じて具体的に講義していただきました。

<情報交換>
​ 研修を受けた感想や参加者が取り組んでいることなどについて、少人数グループで意見交換をしました。

講義 情報交換

まとめ

 参加者アンケートでは、「研修会をとおした同和問題の理解」の肯定的評価が91%となりました。「今まで詳しくなかった地域の歴史や部落問題について知ることができた」「被差別部落を隠すのではなく、担った役割を明らかにする必要があるとの話に、そのとおりだと思った」などの記述が多く見られました。また、講師持参の県内各市町村作成の部落差別問題に関するパネルや石碑の拓本を展示したことで、各地域の実態を知ることができました。さらに、研修会の感想や取組事例などについて参加者が互いに情報交換をしたことで、研修内容の再確認や同和問題の学び直しにつながりました。
 今後、同和教育がますます推進されるとともに、部落差別問題解消に向けた取組が一層広がっていくことを期待します。
<外部リンク> 県公式SNS一覧へ