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【相談事例】 ネット通販のトラブル

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0059284 更新日:2019年3月29日更新

相談内容

消費者庁イラスト集よりの画像
消費者庁イラスト集より

  1. 先月、ネットでブランドのシャツを注文した。欲しい商品名で検索したところ、他のサイトでは売り切れの商品がそのサイトでは販売されていた。「カード決済ができる」と表示されていたが、注文が確定したら「支払い方法は口座振り込みしかできない」と返信があり、個人名の金融機関口座に1万5千円の振り込みをした。申込みから1か月以上経っても商品が届かないので、事業者には何度も催促のメールをしているが、返信がない。
  2. SNSの広告から、ダイエットサプリメントを「初回お試しで500円」とあったので購入した。翌月同じ商品が届き、納品書に「4回の購入が契約条件」とあり、初めて定期購入と気付いた。2回目以降は商品代金が5千円と高額だ。事業者に解約の旨を連絡しようと電話をしているが、全く繋がらない。

アドバイス

消費者庁イラスト集よりの画像
消費者庁イラスト集より

ネットショッピングは、24時間いつでも注文でき、便利ですが、実際に商品を見ることができないので、商品が届いてから思ったものと違うことがあります。通信販売では、クーリング・オフ制度はありません。「返品可能」の記載があれば、返品ができる場合があるので、返品条件について契約前に必ず確認しましょう。

1の相談は、事業者の所在地が分かる場合は、事業者宛てに解約や返金の通知を記録が残る方法で送付するよう助言しました。事業者と連絡が取れない場合は、警察に被害届を提出するよう伝えました。

2の相談は、解約について、広告内容を確認し事業者と話し合いをするよう伝え、事業者の連絡先を案内しました。
定期購入のトラブルは、最近相談が増えています。SNSの広告を見てクリックし、HPの契約条件をよく確認しないで申し込んでいるケースが多いようです。定期購入が条件で、初回の料金が安く設定されていることが多いので、申し込む前に契約条件を確認することが大切です。

ネット通販は、利用するサイトの広告に事業者の所在地、電話番号等が記載されているか、返品、解約についての記載があるか、よく確認しましょう。現物を見ないで購入するネット通販はリスクがあることを十分認識しましょう。


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