高圧ガスボンベは適切に管理してください（妙高市で爆発事故が発生しました）

　平成20年1月30日に妙高市で重軽傷者3名、建物4棟を全焼する爆発火災事故が発生しました。原因は、長年使用していなかった高圧ガスボンベを廃棄するため、ボンベに残っていた可燃性ガスであるエチレンを屋内で放出したことによりガスが充満し、引火して爆発したものと考えられます。

県の対応

　県では不要なボンベが長年放置されていたことが重要な要因であると考え、消費先の不要ボンベを早期に回収する等、事故防止のための取り組みを高圧ガス関係団体に依頼しました。

高圧ガスボンベ取扱上の注意

　高圧ガスボンベは、安易な取扱いをすると思わぬ事故が発生するため、ガスの危険性について十分理解し、注意して使用する必要があります。また、不必要なボンベを長年放置すると、さびが発生して強度が低下し、ボンベが破裂することもあります。近年、全国でボンベの腐食による破裂事故が1年間に1回程度起きています。

高圧ガスボンベを使用されている方へのお願い

　高圧ガスを使用されている方は、事故を防止するため以下の点にご留意ください。

• 高圧ガスは、ガス販売業者と相談して安全に使用してください。
• 長年使用していないボンベはガス販売業者に相談の上、回収してもらうようにしてください。
• 購入から長期間経過しているボンベがある場合も、ガス販売業者に相談の上、点検を行ってください。

LPガスボンベ

LPガス以外のガスボンベ