1.プログラム策定の目的
平成15年6月に、当時の新発田土木事務所(現在の新発田地域整備部)では、今後の公共事業を効果的・効率的に実施し、透明性の一層の確保を図るとともに、地域のニーズに対応した社会資本整備をより計画的に行うため、新潟県土木部所管の社会資本を対象に「新発田地域戦略的社会資本整備プログラム」を策定しました。
2.プログラムの位置付け
○対象とする箇所
本プログラムは、県民生活に密着した道路や河川など県土木部が所管する社会資本の整備箇所を対象としています。なお、計画的な整備にそぐわない災害対応や小規模な整備箇所、維持修繕などは含んでいません。
○整備の優先度
具体的な箇所の優先度は、地域の振興方向を実現するため、どの分野をどこから整備すべきかを整理したものです。
なお、実際の整備着手は、毎年度、この優先度を踏まえた地域機関からの要望をもとにして、県の財政状況や公共事業の新規箇所評価制度により、事業実施環境(熟度)や投資効果などの視点から個々の箇所の実施妥当性の評価を受けた後に行われることになります。
○プログラムの見直し
本プログラムは、社会・経済情勢の変化及び今後の県の財政状況によって、適宜必要な見直しを行っていきます。
3.プログラム策定エリア
本地域は、県都新潟市の北部に位置し、①「新発田市、加治川村、紫雲寺町」、②「聖籠町」、③「中条町、黒川村」の当時の6市町村(現在の、①「新発田市」、②「聖籠町」、③「胎内市」)によって構成され、東西24km、南北32km、面積が836km2がエリアとなっています。
4.社会資本整備の基本方針
今後の社会資本の基本方針を、次の3つの分野から設定します。
| 4-1.道路などの交通分野 |
| ○広域レベル
本地域では、物流拠点としての新潟東港、地域の中心都市新発田市などの主要地域と、月岡温泉・胎内自然公園・新発田城(復元中)などの観光地が立地するとともに、阿賀北地域の三次救急医療となる県立新発田病院の移転整備が進行中である。このように本地域では、広域レベルの施設が分布していることから、これらの拠点に円滑にアクセスできるよう道路整備を進める。
又食糧供給基地として、これに関連するアクセス道路整備も併せて整備していく。
○日常の生活レベル
一方日常生活面では、公共交通機関の確保、通園通学路の安全確保、高齢化社会に対応したバリアフリー化、そして交通渋滞箇所・区間の改良など、日常生活に関連した道路整備を進めていく。
○防災レベル
災害危険箇所の点検強化や整備拡充を図り、安心・安全で円滑な交通確保を進めていく。
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| 4-2.河川・砂防・海岸・ダム建設などの防災分野 |
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安全・安心して生活できる地域を形成していくために、河川・砂防・海岸・ダム建設の各分野の整備を進めていく必要がある。特に河川については、ひとたび氾濫すると床上・床下浸水、田畑の冠水等、都市・集落の住宅や耕地に甚大な被害をもたらすことから、上下流で一貫した整備を進めていく。
一方海岸・山間地では、集落・公共施設等の保全を図るとともに、豊かな自然環境を生かした観光地の活性化を図るために、危険箇所の解消を進めていく。
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| 4- 3.下水道・公園緑地・電線共同溝などのうるおい分野 |
| ○下水道
下水道整備の普及が遅れている本地域では、人口の集中している地区を中心にその整備を進め、住環境の保全に努める。
○公園緑地・電線共同溝
本地域には、阿賀北地域唯一の広域公園である県立紫雲寺記念公園があり、健康増進、スポーツ・レクリェーション、避難地としての利用など地域の需要に応えた魅力ある施設整備を進めていく。
又、新潟東港工業地帯では生活環境の保全と防災のため、緩衝緑地の整備を進める。
さらに、安全で快適な都市空間を確保するため、新発田市の市街地を中心に公共施設のバリアフリー化や電線地中化を行う。
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5.新発田地域戦略的社会資本整備プログラム