新発田地域整備部のダムページで使用している用語を中心に、意味や用途などをわかりやすく解説します。
た行
堆砂容量(たいさようりょう)
・ダム貯水池に流入する土砂を貯める容量をいいます。一般的に堆砂容量に土砂が堆積する期間を100年として計画します。
打設(だせつ)
・コンクリートを所定の位置に打ち込む作業をいいます。一般的にはコンクリートを製造所から運搬し、型枠等に流し込んで締固めるまでの一連の作業をいいます。
ただし書き操作(ただしがきそうさ)
・計画を超える洪水が発生し、通常の洪水調節操作ではダム水位がサーチャージ水位を超える恐れがある場合に、放流量をダムに流入する量にまで徐々に増加させる放流操作が特別に行われる場合があります。このような放流操作をただし書き操作と呼んでいます。一般的に洪水調節を行うダムの放流操作は操作規則に定められていますが、洪水調節操作の条文末尾に「ただし、気象、水象その他の状況により特に必要と認める場合」と規定されています。このため、このような特別な操作をただし書き操作と呼んでいます。
ダム(だむ)
・川の水を貯めたり、離れた場所で使うために取水したりする堰(せき)で、河川法では基礎岩盤(底面)から堤頂(天辺)までの高さが15メートル以上の堰をダムとしています。それ以外は単に堰や取水堰、堰堤などといいます。
ダム水位(だむすいい)
・ダムに貯めている水のかさで、標高で表します。
湛水面積(たんすいめんせき)
・ダム水位が常時満水位となった時の貯水池の面積をいいます。
中空重力式コンクリートダム(ちゅうくうじゅうりょくしきこんくりーとだむ)
・重力式コンクリートダムの一種ですが、ダム本体の内部が空洞になっているダムをいいます。コンクリートの量を節約できる反面、高い水圧を支えるために複雑な構造となっているため、日本では数カ所しか建設されていないめずらしいダムです。
は行
ハウエルバンガバルブ(hawel banger valve,HBV)
・=フィックストコーンバルブ。
非常用洪水吐(ひじょうようこうずいばき)
・常用洪水吐に対応した名称で、ダムの設計洪水流量のうち、常用洪水吐の放流量を上回る部分を放流する洪水吐をいいます。
フィックストコーンバルブ(fixed cone valve,FCV)
・管の出口にコーンがあり、管自体が軸とギアで動くことで放水するバルブです。放流水は、円錐状に拡散することで減勢されます。=ハウエルバンガバルブ。
副ダム(ふくだむ)
・ダム下流側にある堰のことで、減勢工に池をつくり、ゲートから放流される水の衝撃をやわらげる働きをしています。
放流用バルブ(ほうりゅうようばるぶ)
・河川の維持放流を行う目的で設置されています。ゲートの放流では、少ない流量の調整ができないため、放流バルブで流量調整します。
や行
有効貯水容量(ゆうこうちょすいようりょう)
・ダム貯水池の総貯水容量から堆砂容量を除いた容量をいいます。
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左図は一般的な多目的ダムを例とした貯水池の各種容量の名称です。 治水目的の洪水調節容量と利水目的の利水容量を合わせた容量を有効貯水容量と呼んでいます。また、有効貯水容量と堆砂容量を合わせた容量を総貯水容量と呼んでいます。
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ら行
ラジアルゲート(radial gate)
・ゲートの種類の一つです。ラジアルゲートの他には、ローラーゲート、スライドゲートなどがあります。=テンターゲート。
利水容量(りすいようりょう)
・最低水位から常時満水位までの容量をいいます。利水容量の中でも利用目的毎に容量が定められています。
プラムライン(ぷらむらいん)
・貯水池に溜まった水によって、ダムには非常に大きな水圧がかかり微量ながらたわみが生じます。このたわみを計測するための設備をいいます。