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新発田地域の農事組合法人「アドバンファームしばた」を訪問しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0058300 更新日:2019年3月29日更新

 県では農業者の所得確保や農業産出額を向上させるため、ほ場整備を契機とした園芸産地の育成・拡大に向けて、米作りの規模拡大や生産コストの低減に加え、経営の多角化複合化などを進めています。

「アドバンファームしばた」の経営概要

 平成30年5月11日(金曜日)に、新発田地域では最大級の規模を有する農事組合法人「アドバンファームしばた」を訪問し、ほ場整備と併せた園芸への取組について意見交換をしました。

経営概要

  • 水稲経営約90ヘクタール(コシヒカリを主体として、こしいぶき、あきだわら他)
  • 園芸部門:いちごの高設栽培(約870坪)、チューリップの水耕栽培(約40万本)、アスパラガス(30アール)、えだまめ(120アール)、ブロッコリー(100アール)ほか

本間代表からの声

  • 経営水田が広く点在している状況であり、中には区画整理されていない小さな田んぼもある。しかし、ほ場整備されたところも増えてきており、作業効率は非常に上がってきていることから、今後の基盤整備の進捗を大いに期待している。
  • 点在している作業の場所については、エリアを5つに分け、スマートフォンを活用した地図情報システムを活用しながら、各作業員が耕作や水管理を行っている。
  • 集落が行う水路法面の草刈等にも参加して、地域との連携にも取り組んでいる。
  • 年間雇用していることもあり、農閑期も作業ができるよう園芸にも取り組んでいる。春は田植え作業も忙しい時期で、「いちご」などで臨時雇用をお願いしている状況。
  • 基盤整備した「ほ場」で大規模に園芸を取り組むには、大型機械化の導入が必要だが、現段階では経営面や販売面のリスクがあり、なかなか難しい。

本間代表との意見交換の様子の画像
本間代表との意見交換の様子

いちご観光農園内を見学の画像
いちご観光農園内を見学

高設栽培で観光農園を展開している「いちごハウス」の様子の画像
高設栽培で観光農園を展開している「いちごハウス」の様子

太いアスパラが目立った畑の様子の画像
太いアスパラが目立った畑の様子

 その後、新発田市が進めている台湾からの定期誘客に併せた「食の宝庫しばた」をPRするため、新発田市役所特設店舗会場を訪問し、台湾ツアー客を歓迎しました。
 特設店舗では、新発田の輸出用コシヒカリ「新発田之殿様献上米」のほか、「新発田ブランド」で認証された菓子などの販売PRを行いました。

特設店舗で緒方農地部長による「新発田之殿様献上米」販売を実施の画像
特設店舗で緒方農地部長による「新発田之殿様献上米」販売を実施

「アドバンファームしばた」のホームページはこちらから<外部リンク>

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