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【新発田】ほ場整備事業について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0058295 更新日:2019年3月29日更新

ほ場整備とは

 田んぼを大区画化し、その周りの用水路、排水路、道路も一緒に整備することです。また、地中に暗渠管を布設し、地下水位の低下を図ります。

新発田市小戸地内のほ場整備事例(加治川右岸地区平成10年~)

ほ場整備【前】の画像
ほ場整備【前】

ほ場整備【後】の画像
ほ場整備【後】

ほ場整備の効果

  • 安全で効率的な農作業が行えます
  • 水田の汎用化が図られ畑作導入が可能となります

 また、これらの整備を契機に、地域農業の中心的役割を担う経営体(担い手)に農地の利用集積を進め、担い手が農業生産の相当部分を担う農業構造の確立を目指します。

新発田管内におけるほ場整備

  • 新潟県の水田面積151,900ha(平成28年)のうち、新発田管内(新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町※新潟市北区を除く)は約20,420haで約13%を占めます。
  • 新潟県全体での水田整備率は62.2%(平成28年)ですが、新発田管内では55.4%(平成28年)と遅れています。管内には排水不良地域が多くあり、過去において、用排水整備を主体として推進してきた背景があるためです。
  • 新発田管内では昭和43年からほ場整備が始まり、平成29年度末まで40地区が完了し、平成30年4月現在では、18地区でほ場整備事業を実施中です。

整備状況(平成28年)

区分 水田面積(ha) 整備面積(ha) 整備率
全国 2,432,000ha 1,574,627ha 64.7%
新潟県 151,900ha 94,413ha 62.2%
新発田 20,420ha 11,304ha 55.4%

出典:新潟県の水田整備状況(平成28年)をお知らせします

新発田管内におけるほ場整備後の先進的な取組

  • 6次産業化 (農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態の多角化を表す造語)
    • 「おもちファクトリ-」では、ほ場整備された耕地で生産された農産物を地域の特産物として、もち、みそ等に加工し販売しています。(加治川地区)
    • 地域の担い手により、なすの浅漬け製造や越後姫のジャム加工、卸し用の枝豆(おおみねかおり)加工が行われています。(加治川地区)
    • 「グリーンスタジアム」では、転作大豆を活用した大豆丸ごと豆腐「貴婦人」のブランドで、イオン、ウオロクなどで販売しています。(坂井川右岸地区)
  • 特産物の生産
     「真野原農産」では、施設園芸として越後姫(いちご)、メロンの栽培を行っています。(紫雲寺地区)
  • 直売所
     「ビレッジおかだ」では、ブロッコリー、タマネギ、枝豆を栽培、平成22年から直売所をはじめ、お米や野菜、越後姫を販売しています。(川東地区)

取組の事例

大豆丸ごと豆腐「貴婦人」 (坂井川右岸地区)の画像
大豆丸ごと豆腐「貴婦人」(坂井川右岸地区)

「ビレッジおかだ」の直売所 (川東地区)の画像
「ビレッジおかだ」の直売所(川東地区)

施設園芸によるイチゴ栽培 (紫雲寺地区)の画像
施設園芸によるイチゴ栽培(紫雲寺地区)

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