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【新発田】アスパラガスの広場
アスパラガスの栽培管理や生育状況について写真を中心に紹介していきます。
参考までに、新発田地域のアスパラ産地の内容をご紹介します。
興味のある方は下記の添付ファイルをご覧下さい。
新発田地域のアスパラガス産地概要(新潟農林統計184号で紹介した記事の内容です)[PDFファイル/100KB]
今年のアスパラの苗、すくすく育っています
3月20日に播種したアスパラガスの稚苗です。やっと10cm近くになりました。128穴のセル苗です。植え付け予定地では準備も始まり、あと1ヶ月で定植されます。
刈り取り終了。これからは晴れ間を見て、バーナーで焼きます。
今年は黄化が遅く、刈り取りは12月初旬と予想していたところ、19日に大雪!。作業が遅れたところは、重い雪で支柱が倒れたところも。ここは、その前の晴れ間に刈り取り終了。茎葉の搬出も大変な作業です。
5月に定植したほ場でも、黄化が始まっています。
定植初年度の秋刈り時生育目安は、群落草丈150cm、各株にMサイズ以上の茎が2~3本立茎していること。黄化が進んだら、地際から刈り取り、ほ場外に持ち出してマルチを除去します。その後、労力はかかりますがバーナーなどで地表面を焼くと、来春以降の病気や雑草対策に有効です。
秋のアスパラ団地
9月はそろそろ収穫も終盤。稲刈りと同時に、晴れ間を見て防除を行う時期です。これから温度が低くなると、葉で作られた養分が根に転流し始め、ゆっくりと黄化していきます。
出荷を待つアスパラガス
生産者の畑から収穫されたアスパラガスは、集出荷で共同選別され、規格の揃った状態で段ボール箱に詰められます。
段ボールに詰められた後、予冷庫(鮮度を落とさず、急速に野菜を冷やす装置)で急速に冷却され、出荷まで保冷庫(低温状態を保てる大型の冷蔵専門の部屋)で保管され、市場へ出荷されます。
初夏から秋にかけて収穫するアスパラガス2
元気のある株からは太いアスパラガスが伸びてきます。
初夏から秋にかけて収穫するアスパラガス1
6月からの収穫では、伸びた茎の間から出てくる若芽を収穫します。
茎を伸ばして夏からの収穫に備える
現在のアスパラガスの栽培方法は、春に2~3週間程度収穫した後、収穫を一度中断して、茎を伸ばして養分を蓄えます。
6月中旬頃から、収穫を再開し、10月上旬まで収穫が続きます。
これを長期立茎(りっけい)栽培と言います。
この写真は、春の収穫が終わって、茎を伸ばしているところです。
春のアスパラガス
雪が消え春になると、アスパラガスは元気よく伸びてきます。
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