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新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中の【新発田】きのこによる食中毒の予防について
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【新発田】きのこによる食中毒の予防について

2015年12月28日
 「茎が縦に裂けるものは食べられる」
 「かさの下につばのあるものは大丈夫」
 ・・・などの言い伝えは、すべて迷信です。

 きのこの鑑別は、専門家でも非常に難しいものです。
 見た目はそっくりでも、食べられるきのこ(可食きのこ)と毒があるきのこ(毒きのこ)があります。
 安易に判断しないで、知らないきのこは、採らない、食べない、人にあげないことを徹底しましょう。


 去る平成27年10月18日(日)、平成27年度のきのこ食中毒予防講習会を開催しました。講習会の様子は、下記のリンクからご覧ください。

毒きのこによる食中毒予防に関するホームページ

「ウラベニホテイシメジ(可食)」と「クサウラベニタケ(毒)」、「イッポンシメジ(毒)」

「ウラベニホテイシメジ(可食)」

「クサウラベニタケ(毒)」

「ホンシメジ(可食)」

「イッポンシメジ(毒)」

 この2種類は姿も名前もよく似ています。
 「クサウラベニタケ(毒)」の傘の表面は絹状の光沢があり、ロウを塗ったような感じです。
 一方、「ウラベニホテイシメジ(可食)」は、かすり模様があり、霜が降りかかったような白い粉模様が特徴です。見分けは極めて難しく、熟練者でも間違うことがあります。
 また、「ウラベニホテイシメジ(可食)」や「クサウラベニタケ(毒)」を「イッポンシメジ」と呼ぶ地方もありますが、正式名称で呼ばれる「イッポンシメジ」は毒キノコですので、十分注意してください。
※「ホテイシメジ」は食べられるきのこですが、アルコールと同時に摂取すると、中毒症状を起こす場合があるので、食べる前後はアルコールを含む食品を食べたり、飲んだりしないでください。

「タマゴタケ(可食)と「ベニテングタケ(毒)」

「タマゴタケ(可食)」

「ベニテングタケ(毒)」

 「ベニテングタケ(毒)」が「タマゴタケ(可食)」と混同されて販売されたことがあります。

 「タマゴタケ(可食)」は非常においしいきのこなので、「派手なきのこは毒きのこ」という古くからの言い伝えは、まったくの迷信であることが判ります。
 「タマゴタケ(可食)」や「ベニテングタケ(毒)」等、テングタケの仲間には、たくさんの毒きのこがあります。写真のきのこは、カサの色やイボなど、違いがはっきりしていますが、中には、カサの色が類似していたり、イボが取れている毒きのこが採取されることがあります。

 毒きのこかな?と思うきのこを採ったら、食べたり人にあげたりする前に、専門家に鑑別を依頼するようにしましょう。
 また、知らないきのこは、食べないでください。

「シイタケ(可食)」、「ツキヨタケ(毒)」

「シイタケ(可食)」

「ツキヨタケ(毒)」

 「ツキヨタケ(毒)」の茎は傘の横に付き、ヒダの付け根との境にリング状の隆起があります。
 茎を縦に裂くと黒色のシミがありますが、小さな「ツキヨタケ(毒)」には無いものもあるので、このヒダの付け根の特徴も併せて参考にしてください。

「ヒラタケ(可食)」、「カキシメジ(毒)」、「ムキタケ(可食)」

「ヒラタケ(可食)」

「カキシメジ(毒)」

「ムキタケ(可食)」

 「カキシメジ(毒)」は、ヒダに傷をつけると、赤褐色(熟れた柿の色)に変色しますが、その他に判りやすい特徴は無いので、十分に注意してください。

「クリタケ(可食)」、「ニガクリタケ(毒)」、「ナメコ(可食」

「クリタケ(可食)」

「ニガクリタケ(毒)」

「ナメコ(可食)」

 「ニガクリタケ(毒)」は名前のとおり、かなり苦いきのこです。疑わしいと思ったらほんの少しだけ噛んでみるとよいでしょう。

※人によっては、苦味を感じない場合もあるので、注意が必要です。疑わしい場合は、専門家に相談してください。

「ナラタケ(可食)」、「ドクアジロガサ(コレラタケ)(毒)」、「エノキタケ(可食)」

「ナラタケ(可食)」 

「ドクアジロガサ(コレラタケ)1(毒)」

「エノキタケ(可食)」

「ドクアジロガサ(コレラタケ)2(毒)」

 「ナラタケ(可食)」は、生食すると食中毒症状を発症することがあるので、十分加熱して食べてください。

 「ドクアジロガサ(コレラタケ)(毒)」は、オガクズや木くずから発生し、採取すると石づきの部分に根やゴミ等が付着します。傘の下に極めて小さいツバがあるのが特徴です。また、傘の表面とヒダの色が同色に近いなど、色の違いで判別する方法もありますが、食べられるきのこと大変よく似ていますので、十分注意してください。