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新潟県動物愛護センター統計情報

2017年07月04日
このページでは、新潟県における犬猫の収容・譲渡・致死処分などに関する統計情報を掲載しています。

新潟県動物愛護センターの犬猫の状況

新潟県動物愛護センターは県央、中越、魚沼の3つの動物保護管理センターを統合し、平成24年4月に開所しました。
動物愛護センター開所当初は、保健所と違い殺処分されることがないと考えて相談を寄せる方が非常に多くなったことから、収容数は統合前に比べ犬・猫ともに増加しましたが、26年度に初めて犬・猫そろって収容数が減少しました。27年度以降は、猫の飼い主からの引取り頭数や迷子頭数が大きく減少し、その理由として、これまで相談できなかった方々が行政との接点を持った中で、繁殖制限やしつけの大切さについてお伝えする機会が増えており、その効果が少しずつ現れてきていることなどが挙げられると考えております。センターとしては飼い主が最後まで責任を持って飼うよう、より一層の普及啓発を図っていきたいと考えています。
また、犬・猫ともに譲渡率は大きく増加し、28年度の猫の譲渡率は初めて7割を超えました。センターでは収容した犬や猫を譲渡につなげるために、1頭1頭に気を配りながら、それぞれに適した飼養管理や健康管理を行っています。譲渡の取組は、センターに収容された動物の命をつなぐだけでなく、地域において正しい飼い方の普及を図るという面も大きく、今後も力を入れていきたいと考えています。

新潟県における犬猫の致死処分の現状

平成28年度に新潟市を含む新潟県内の行政施設で致死処分(収容中の死亡も含む)となった動物は、犬11頭、猫933頭、合わせて944頭であり、初めて1,000頭を下回りました。
新潟県では平成20年に策定した「新潟県動物愛護管理推進計画」を平成26年に一部改訂し、致死処分頭数を平成36年度末までに、1,400頭とする目標を立てましたが、これを平成27年度ですでに達成したことから、引き続きさらなる減少を目指すこととしました。
そのためには、猫の収容・処分を減らすための取組が重要であり、今後も飼い主には適正飼養や終生飼育の原則を啓発していくこと、又、行政のみならず民間の動物愛護団体や獣医師会、ボランティアの皆さんとも協力していくことが必要です。

犬の現状

犬の収容数、致死処分数ともに減少傾向にあります。
これは前述のとおり、行政から繁殖制限やしつけの大切さを飼い主に伝達する機会の増加により、飼い主の意識が向上したことから、放し飼いや遺棄が減り、また、不妊去勢手術も普及したことが理由と思われます。
結果として、平成28年度は処分数11頭、処分率2.9%と全国平均に比べ非常に低い数値となっています。現在致死処分となっている犬は、高齢で重い病気があったり、飼い主でさえ危険で十分な世話ができなくなったものなど譲渡が非常に困難な犬だけとなりました。飼い主とその家族が適正なしつけと病気の予防に努め、もしもの時の備えをして最後まで面倒を見ていただければ、殺処分ゼロをもう少しで実現できるところまで来ています。
一方、平成28年度の迷子犬の返還率は73.2%となっています。飼っている動物が逃げた場合には、速やかに動物愛護センター、最寄りの保健所、お住まいの市町村やお近くの警察署に届け出るとともに、自ら捜索し、その収容に努めてください。ペットには普段から所有者明示を行いましょう。(迷子札や鑑札、注射済票の装着)
また、動物の遺棄は犯罪です。絶対に捨てないでください!

猫の現状

猫の収容数は平成21年度から横ばいの傾向でしたが、平成26年度に初めて3,000頭を下回り、平成28年度は2,206頭となりました。行政からの普及啓発の効果により、繁殖制限、迷子札の装着等の正しい飼い方や終生飼養の意識が向上した結果ではないかと思われます。
また、平成20年度から全県的に猫の譲渡を増やす取組に力を入れており、平成28年度の譲渡頭数は前年度より200頭以上増加して1,223頭となりました。
しかしながら猫の致死処分は未だ900頭を超え、収容した猫の42.3%を処分しているのが現状です。繁殖制限をしないうちに猫が繁殖を繰り返し、1人で何十頭もの猫を引取りに出すケースもまだ後を絶ちません。致死処分を減らすためには、収容数を減らすことが重要であり、センターとして繁殖制限についての普及啓発により努めていきます。
また、飼い主に返還される猫が非常に少ないことから、「迷子札を着けて飼う」ことが一般的になるよう併せて啓発に努めていきます。

致死処分「ゼロ」を目指して私たちにできること

ただ動物が好きだと言うだけで、先のこともよく考えずに動物を飼養し、十分なしつけや健康管理をしなかったり、自分の都合で保健所等へ動物を引取りに出す人がまだまだたくさんいます。
また、餌をあげるだけで繁殖制限もせず、どんどん増やしてしまってから困り果てて相談してくる例も後を絶ちません。県動物愛護センターが開所してからの5年間で、1人で10頭以上の猫を引き取りに出した方は74人、持ち込んだ猫の数は1,359頭にも上ります。
動物の飼養には責任が伴うこと、動物が人間社会の中で幸せに暮らすにはどうすればよいか、一人一人に考えていただきたいと思います。
センターでは収容した動物を新しい飼い主に譲渡するよう努めていますが、すべてを譲渡できるわけではありません。
もし、やむを得ず、動物を飼い続けることができなくなった場合は、センターに持ち込む前に、まずは自分で譲渡先を探しましょう。
犬猫の引取りに際し、動物愛護法第35条により、あらかじめ引取りを求める犬や猫の譲渡先を見つけるための取組を行っていない場合、引取りを繰り返し求められた場合、犬猫の老齢や疾病などで引取りを求められた場合など引取りを求める相当の事由がない場合は、原則として引取りをお断りしています。
飼う前によく考えましょう!
1 飼いたいと思ったら、どんな動物なのか、どんなお世話が必要かよく調べてから飼う
2 飼い主になったら、最後まで責任を持って飼う
3 必ずオスは去勢、メスは不妊手術をして飼う
4 動物には首輪を着け迷子札やマイクロチップで所有者を明示する
5 猫は外に出さず、室内だけで飼う
6 野良猫の世話をする場合は、その猫に責任をもって必ず不妊去勢手術を行ったうえで糞尿の片付けなども行い、近隣の理解を得るよう努力する

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