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金川 司郎(Shiro Kanekawa) 鉋台製造マイスター

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0057227 更新日:2021年2月16日更新

金川司郎(かねかわしろう)マイスター

にいがた県央マイスター
金川司郎(かねかわしろう)
認定称号:鉋台製造

プロフィール
昭和15年生まれ
勤務先:金川木工株式会社

高校卒業後、家業の金川木工に入社し現在に至る。
昭和40年代から子供を中心に木工工作の指導も行う。
三条市市制40周年技能功労者(鉋台)表彰を受ける。

鉋台を手作りできる貴重な職人

鉋台を製造する金川司郎マイスター「マメがつぶれてタコになるまで、それこそ泣きながら鎚(つち)を振って、ようやく鑿(のみ)を平らに入れられるようになった。」と昔を振り返るように、厳しい修行で鉋台を作る技を会得した。
鉋刃の大きさは一つ一つ微妙に異なることから、経験を積んだプロの大工が求める高精度な鉋台の製造には手作りが求められる。しかし、三木市(兵庫県)・旧与板町(現新潟県長岡市)といった代表的な鉋の産地でも手作りできる職人はおらず、全国唯一の貴重な技能を持つといえる。
明朗な語り口で技術を相手に分かりやすく伝えようという姿勢は技術指導者としての資質も十分である。後継者の不在が問題となっているが、「鉋台づくりをインターネットで紹介して興味のある若者を募りたい。」との言葉からも伝統技術の伝承に掛ける意気込みが伝わってくる。

マイスターのココがすごい!
どんなによい鉋刃でも、台が合わないと切削面がささくれたり、仕上がりがうまくいかない。特に鉋刃を台に固定するために鋸で溝を挽く作業が生命線であり、綿密な精度が求められるという。世界に誇る日本の木造建築技術に高精度の道具は必要不可欠。つまり、日本の技術を道具づくりから支えているのが金川マイスターなのである。

台付鉋 梅鶯

台付鉋梅鶯の画像
台付鉋梅鶯

埋木を用いたスライド式を採用したため、いつまでも口が小さいまま長期間「仕上げ処理」として使うことができる。

マイスターカード

金川 金川裏

問い合わせ先

新潟県三条地域振興局企画振興部地域振興課
電話: 0256-36-2205
Fax: 0256-32-5882
E-mail: ngt112410@pref.niigata.lg.jp

金川司郎マイスター(パンフレットより)[PDFファイル/1.38MB]

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