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【新津】(2017年3月)新津川にサケの稚魚を放流しました
完成したばかりの親水護岸から放流しました
好天に恵まれた平成29年3月1日(水曜日)に、新津川沿川の新津第二小学校の4年生66人と新津第二幼稚園の園児29人がサケの稚魚を放流しました。
このイベントは、能代川サケ・マス増殖組合のご協力のもと、平成18年から毎年行われているもので、今年で12回目となります。
今回は、新津図書館裏にこの1月に完成したばかりの親水護岸のお披露目も兼ねて行われました。
例年、約1万5千匹の稚魚を放流していましたが、今回は新しく完成した親水護岸のお祝いにと、約2万匹の稚魚をご用意いただきました。
昨年11月には、4年前に同じように子どもたちが放流したサケが、元気に成長して戻ってくる姿が多く見られました。
高橋校長からのお話
はじめに、新津第二小学校の高橋校長から、新津川にサケが上ってきた姿を見た地域の方が感動してお便りを書かれたことや、みんなの願いに応えて県の人がいい護岸を整備してくれたとお話がありました。
吉井組合長からのお話
次に、能代川サケ・マス増殖組合の吉井組合長から、放流したサケは4年くらい経ってからまた戻ってくることや、元気に戻ってきてとサケに声を掛けながら放流しましょうとお話がありました。
4年生児童による放流
新津第二小学校では、5年生になると総合学習で新津川の環境などについて勉強しています。
その一環として、この4月から5年生に進級する4年生を対象に、毎年サケの稚魚を放流してもらっています。
また、新津第二小学校に隣接し、4月から小学校に入学する新津第二幼稚園の園児にも一緒に参加してもらっています。
事前に掛け声の練習をしてきた子どもたちは、一斉に大きな声で、
「サケよ、おおきくなれ~」
「げんきにもどってきてね~」
「まってるよ~」
と願いを込めて放流しました。
今回子どもたちが放流したサケが、元気に成長して4年後にまた戻ってくる日が楽しみです。
幼稚園児による放流
バケツにたっぷりのサケの稚魚
新津図書館裏はイベント広場になっています
昨年11月に遡上したサケのペア