ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

新津郷の地形

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0062879 更新日:2019年6月29日更新

新津郷の地形

 新津郷は新潟市秋葉区と田上町にまたがり、東に能代川・新津丘陵、西に信濃川、南は五社川、北の小阿賀野川に囲まれた半輪中の総面積6,810ヘクタールの地域です。地形は南より北に向かって1/3,500、東より西に向かって1/1,000~1/2,000の緩やかな傾斜をなし、田面標高は1.0メートルから5.5メートルで地下水位が高い低平地であります。

新津郷のむかし

 新津郷は、昔から低湿地で潟も多く稲作にも差し支える土地でした。その上、信濃川と小阿賀野川が大雨によりはんらんを繰り返していました。それでも祖先は少しでも高い川の自然堤防から住み始めて潟の底の泥をすくい上げて、低地に泥を積み上げて耕作のできる水田をふやしていきました。明治になって信濃川と阿賀野川の堤防工事も進み、新津郷内のたんすいを蒸気ポンプにより排水することが計画され、明治42年に蒸気ポンプによる排水機場が三枚潟に設置され初めて機械排水による開田が可能となりました。その後各所に排水機場が設置されましたが、時々信濃川のはんらんがありました。大正11年信濃川下流住民待望の大河津分水が通水し、信濃川の水を直接海へ放流できることとなり信濃川下流の洪水は少なくなりました。

江戸時代の新津郷の画像
江戸時代の新津郷図

 

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ