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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号92)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052579 更新日:2021年1月22日更新

十輪寺の火消し地蔵(珍風景番号92)

骨董市も開かれる十輪寺の画像
骨董市も開かれる十輪寺

 3月から10月の第4日曜日に骨董市が開催される、村上市大町の十輪寺(じゅうりんじ)には少し変わったな言い伝えを持つお地蔵様があります。

 昔、十輪寺付近で大きな火事が起きました。十輪寺にも火が迫り、火の粉が雨のように降注ぎます。困り果てた住職は、斧を持って本尊の前へ行き「どうかお救いください。もし寺が焼けてしまうのなら、この斧でご本尊様を真っ二つにして、私も焼け死にましょう」と叫びました。
 すると不思議なことに、急に風向きが変わり火が消えてしまったのです。「若い僧侶が寺の屋根を駆け巡って火を消していた」という目撃者もあり、不思議に思った住職が本尊の背中を見てみると、所々に焦げ跡がたくさんあったといいます。
 それから十輪寺のご本尊様は「火消し地蔵」と呼ばれ、地域の守り神として親しまれています。

 ちなみに、村上市には、延命地蔵や振袖地蔵など様々なお地蔵さまがあります。

 みなさんも、地域を見守るお地蔵様に会いにいってみませんか?

ご本尊の「火消し地蔵」(画像提供:村上市まちづくり協議会)の画像
ご本尊の「火消し地蔵」(画像提供:村上市まちづくり協議会)

関連情報

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ダムにいる大蛇(珍風景番号91)の画像

ダムにいる大蛇(珍風景番号91)
薄暗~いトンネルから顔を出す大蛇
掲載日:平成25年5月24日

 

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