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高齢者の交通安全
近年、交通事故による死者のうち、65歳以上の高齢者が占める割合が高まっています。
また、免許保有者のうち高齢者が占める割合も増加していることから、高齢者が加害者となる事故の割合も増加傾向にあります。
高齢者が関与する交通事故の状況
新潟県内の死者数は減少傾向にあるものの、令和2年中の全死者に占める高齢者の割合は6割を超える(64.1%)状況となっており、令和2年の高齢者死者41人のうち、34人(82.9%)が75歳以上です。
また、高齢者事故は、歩行中が最も多く、令和2年の高齢者死者41人のうち20人(48.8%)と5割近くを占めており、そのうち13人(65%)が何らかの交通違反(※)をしていました。
運転者に加え、歩行者も交通ルールを守ることが重要です。
次いで自動車運転中となっており、高齢者が加害者となる事故の死者は、全体の約4割(37.5%)となっています。
※・・・直前横断、信号無視、横断歩道外横断、斜め横断、車道通行等
○状態別死者数の状況(令和2年)
○高齢者加害事故の状況
運転者も歩行者も、人ごととは思わずに、交通事故に遭わない、起こさないよう注意しましょう!
歩行者、運転者が気をつけるポイント
その他
県民生活課交通安全対策室では、交通安全に関する情報を掲載する「交対室だより」を作成しています。
高齢者に関する号も発行されているので、ぜひご覧ください。
新潟県警察でも高齢者に関する情報が掲載されています。