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エコ事業所制度 表彰事業所(平成29年度)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:4776911 更新日:2022年4月1日更新

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エコ事業所参加マーク

 「新潟県エコ事業所制度」は自ら率先してCO2削減を実践する事業所を募集し、県と事業所が一緒になって、新潟県の地球温暖化防止の取組を推進していく制度です。

 県は参加事業所の取り組みを広くPRし、PDCAサイクルを実行する上での創意工夫や削減の取組の持続性・発展性・他への波及効果について特に優れた取り組みを実施した事業所を表彰しています。

 ここでは、平成29年度に表彰された事業所を紹介します。

表彰事業所について

平成29年度の表彰事業所(5事業所)に表彰状を贈呈しました。
また、表彰事業所から「工夫した点」「取組により変わったこと」「今後の取り組みたいこと」などについて、コメントをいただきました。

株式会社タカヨシ(本社工場)

株式会社タカヨシ

  • 環境負荷の低減には、まずは生産性の向上やロスの低減が大切で、毎月、PDCAサイクルを回しながら、改善をしている。
  • デマンドシステムにより、電気使用量に応じてメールで警報が来て、設備の稼働の調整などの対応をしている。
  • ハード対策としては、照明は点灯時間の長い箇所を優先的にLEDに切り替えている。今後は、印刷機も省エネ型への更新も検討したい。
  • 週に2回をノー残業デーとすることで、照明や空調を節約しつつ、働きやすい仕事環境も実現している。

新潟トヨペット株式会社(新潟東店)

新潟トヨペット株式会社(新潟東店)の画像

  • 光熱費の削減など、経営改善が同時に環境にも優しいことを意識して取り組んでいる。
  • デマンド値の特性を理解して、どういう時間帯・時期で電気使用量が多くなるのか把握し、同時稼働による最大需要電気量を減らし電気使用量と料金の低減に繋げている。
  • 灯油や水の使用量についても、現場での使用状況をしっかりと見て、どのようにしたら改善できるか、作業工程を含め、改善している。
  • ハード対策としては、蛍光灯が故障した際はLEDに交換、店舗を新設する際は人感センサー付きのLEDにするなど、省エネ型の設備を導入している。

株式会社越後交通鉄工所(長岡工場)

株式会社越後交通鉄工所(長岡工場)の画像

  • 工場の水銀灯をLEDに変えることで、電気使用量が減っただけではなく、スイッチを入れると直ぐに点灯するなど、作業環境も改善された。
  • 照明以外にも、省エネ型の空調に更新するなど、様々な省エネを実施したところ、設備の稼働率が上がったにも関わらず、電気料金が下げることが出来た。

一般社団法人新潟県環境衛生中央研究所

一般社団法人新潟県環境衛生中央研究所の画像

  • 電気使用量が多くなるとデマンドシステムの警報が鳴り、設備の稼働を調整している。それが、電気の使用量と料金の低減に繋がり、コストと環境負荷の両面で改善されてきている。
  • 空調負荷の大きい検査室を、省エネ型の空調設備の建屋に移設することで、大幅な電気使用量の削減に繋がった。
  • 作業効率と省エネはリンクしていることから、今後も、しっかりと取り組みたい。

株式会社中屋

株式会社中屋の画像

  • 取り組んで良かったことは、作業場所毎に省エネの担当者を決め、その担当者を中心にして、職場内で話し合ったこと。
  • 毎月、目標と実績を比較するなど、しっかりと振り返りを行い、具体的な課題を見つけ、改善に繋げることができた。

※参加登録順

表彰事業所の審査について

 表彰事業所の審査は10月16日に開催された「新潟県エコ事業所制度審査会」で行われ、10月17日に開催された「新潟県環境会議普及啓発部会」にて承認されました。

表彰事業所の選定方法

温室効果ガス排出量を1%以上削減し、次の(1)~(3)の選定基準のうち、複数の項目に該当する事業所を表彰事業所としました。
(1)創意工夫
他の事業所が行っていないような独自の取組であること

(2)持続性
エコ事業所表彰制度への登録・取組を3年以上継続していること

(3)発展性
管理体制・ソフト対策・ハード対策等を実施した上で、課題・今後の改善策等を検討しており、今後の取組に発展性が認められること

※ただし、過去3年以内に表彰を受けた事業所については、選考から外しました。

なお、表彰事業所名とその理由は、下表のとおりです。

参加登録番号 事業所名 市町村 理由
E28-201001 株式会社タカヨシ
本社工場
新潟市
  • 持続性:
    本制度への登録・取組を3年以上継続
  • 発展性:
    ソフト対策(デマンド装置による監視)やハード対策(LED化)を実施し、今後の改善策等として、省エネタイプへの入替や個々の設備の「見える化」を検討
E28-201007 新潟トヨペット株式会社
新潟東店
新潟市
  • 持続性:
    本制度への登録・取組を3年以上継続
  • 発展性:
    ソフト対策(車両洗浄器の夏季における温水設備の使用禁止)やハード対策(OA機器の省エネ機器への交換)を実施し、今後の改善策等として、従業員全員の節電意識の向上のため、ポップ等の啓発を検討
E28-202008 株式会社越後交通鉄工所
長岡工場
長岡市
  • 創意工夫:
    照明の消灯記録表の記録義務づけと報告する仕組みづくりと、電気料金との関連性を持たせ活動意義が実感できる指標を採用
  • 発展性:
    ソフト対策(照明・PC消灯、空気圧縮機の運用管理)やハード対策(省エネ型エアコン、インバータ溶接機の更新)を実施し、今後の改善等として、電力を多く消費する設備(ブラスト装置、溶接機等)の省エネ化・事務所のLED化を検討
E28-202011 一般社団法人新潟県環境衛生中央研究所 長岡市
  • 創意工夫:
    空調機の電力消費が大きい別館の検査室を本館に移設することで、電気消費量を大幅に削減
  • 発展性:
    ソフト対策(不要照明の消灯、OA機器の節電)やハード対策(空調機の入替)を実施し、今後の課題を具体的に検討(各フロアでの電気量の把握)
E28-204003 株式会社中屋 三条市
  • 創意工夫:
    全社員が毎日見る掲示板にグラフを掲示したり、機器の使用時間と電気代を紐づけて実感し易い工夫を実施
  • 発展性:
    ソフト対策(グリーンカーテンの設置、不要照明の消灯)やハード対策(LED照明の増設)を実施し、今後の課題を具体的に検討(空調の電源ON/OFFルールの徹底)

※参加登録順


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