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不動山緑地環境保全地域
本地域は、糸魚川市大字越の要害集落北部にある不動山山頂を中心とする区域です。
不動山は海抜445mの独立峰で、戦国時代には春日山城の前衛として山城が構築され、現在、その城跡は市の史跡文化財となっています。
この城跡を含む本地域一帯には、コナラ、ミズナラ、ホオノキ、アカシデ、アカメイタヤ等が生育しています。
特に、南東側斜面には樹高18m、胸高直径30~50cmのアカシデ林が自然林に近い状態で成立しており、県内でも希少な群落です。
また、チョウ類は53種が確認されています。
- 区域
糸魚川市大字越字不動淵山及びふど山地内 - 面積
民有地 6.60ha
※全域普通地区 - 保全対象
城跡、樹林(アカシデ林) - 指定年月日
昭和61年3月25日