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【上越】9月4日、6日放送分「自殺対策推進月間」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046693 更新日:2019年3月29日更新

今日は、健康福祉環境部の村松が聞き役で、健康福祉環境部の 小越さんから、「自殺対策推進月間」についてお話をお聞きしました。

 9月は新潟県自殺対策推進月間とのことですが、これはどういうものですか?

初めてお聞きました。いったいどのような組織でしょうか。

 WHO、世界保健機関が9月10日を世界自殺予防デーとして定めています。
 新潟県では、9月の1ヶ月間を「新潟県自殺対策推進月間」とし、自殺予防のための活動や普及啓発を実施することとしています。

県内の自殺者数の状況はどうなっていますか。

 はい。県では、昨年400人以上の方が自ら命を絶っています。そして、人口10万人あたりの自殺者数は、全国平均を毎年上回っていて、深刻な状況です。上越地域の状況としては、県平均よりも高くなっています。

年齢や性別など、自殺が心配な方というのはどのような方なのでしょうか。

 まず、性別についてですが、男性は女性の2倍位の自殺者数となっています。
 次に、年齢についてですが、数として多いのは働き盛り世代です。
 また、人口との割合でみると高いのは高齢世代です。若者世代においては、数、割合ともに少ないですが、死因の第1位が自殺となっており、周囲に与える影響も大きくなっています。
 自殺は、「自ら選んだこと」と思われがちですが、経済や家庭、健康の問題など、様々な要因が重なり、心理的に追い込まれた結果であると言われています。

私たちは、自殺を予防するためにどんなことを心がけたらよいでしょうか。

 まずはこころの健康について正しい知識を持ち、自分自身や周囲の方のこころの健康に気をつけていることが必要です。
 次に、問題を抱えたときには早めに相談し、必要な場合にはSOSを出せるよう心がけることが重要です。
 また、自分自身や周囲の方のこころの状態に気を配り、SOSに気づいて対応できるよう心がけていただければと思います。

悩みや問題を抱えたときに、私たちはどうしたらよいのでしょうか。

 市の保健師さんや民生委員、その他の支援者など、相談内容に応じた相談窓口が設置されていますので、問題が大きくならないうちに早くから相談していくことが解決につながります。
 問題がたくさんあってどこから手をつけていいかわからない、どこに相談したらいいかわからないといったときには、上越地域振興局健康福祉環境部、上越保健所にも相談できます。電話番号は025-524-6132です。
 また、新潟県こころの相談ダイヤルでは、こころの悩みについて24時間365日相談を受け付けております。電話番号0570-783-025、「なやみ・なし・にいがた」までご相談ください。

新潟県こころの相談ダイヤル、電話番号0570-783-025ですね。今日は「新潟県自殺対策推進月間」についてお伝えしました。来週もぜひお聞きください。

 

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