本文
【上越】デング熱について
特徴
- 主な症状
突然の発熱(38℃以上)、頭痛、発しん、関節痛、筋肉痛、嘔吐など
※症状の出ないこともしばしばあります - 潜伏期間
2日~15日(多くは3日~7日)
※潜伏期間とは、ウイルスを持つ蚊に刺されてから、症状が出るまでの期間です。 - 予後
比較的良好です。
まれに重症化し、出血やショック症状を発症するデング出血熱やデングショック症候群に移行することがあります。
感染経路
デングウイルスを保有する蚊に吸血されることで感染します(蚊媒介性)。
ヒト(患者)-蚊-ヒトという経路で感染します。ヒトからヒトに直接感染することはありません。
また、感染しても発症しないことも多くみられます。
治療法
デングウイルスに対する特有の薬はなく、対症療法となります。
予防方法
蚊との接触を避け、刺されないようにすることが重要です。
- デング熱の流行地域や蚊に刺されやすい場所には、できるだけ近づかない。
(墓地、竹林の周辺、茂みのある公園や庭の木陰など) - 屋外での作業中は、肌の露出を避ける。
(長袖、長ズボンを着用するなど) - 虫除け剤などを使用し、蚊を寄せ付けないようにする。
- 室内の蚊の駆除を心がける。
- 蚊の幼虫の発生源を作らないように注意する。
(植木鉢の受け皿や空き缶・ペットボトルに溜まった水、放置されたブルーシートや古タイヤに溜まった水など)
関連する情報はこちらから
- デング熱について(厚生労働省)<外部リンク>
- デング熱に関するQ&A(厚生労働省)<外部リンク>
- デング熱とは(国立感染症研究所)<外部リンク>
- デング熱について(新潟県)