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【糸魚川】みんなで支える地域医療講座(第2回)を開催しました
糸魚川地域振興局では、住民が地域の医療を安心して受けながら最期まで住み続けられる地域を目指し、市民と行政と医療関係者が一緒に地域医療を学び、考える講座を実施しています。講座は11月から2月までに全4回の開催を予定しています。
11月22日(木曜日)の第1回目に続き、第2回目の講座を開催しました。
講座概要
- 日時
平成30年12月5日(水曜日)18時30分~20時30分 - 会場
糸魚川地域振興局 第1会議室 - 内容
- 講義「糸魚川市の在宅医療」
講師 真部外科医院 眞部 一彦先生
ひまわり内科 森田 英先生
安藤院 安藤 隆夫先生 - ワークショップ「在宅医療について語ろう」
テーマ「講義を聞いて気づいたこと・聞いてみたいこと」
- 講義「糸魚川市の在宅医療」
講義「糸魚川市の在宅医療」
糸魚川市医師会長である眞部先生の進行で、3人の先生から講義をしていただきました。
3人の先生方の講義の概要は以下のとおりです。
眞部先生
- なぜ在宅医療が必要か?75才以上人口の急激な増加に伴い、死亡者数も増加する。ベッド数の関係で病院での死亡は増やせない。施設での死亡は増えるが、自宅での死亡数が増えるのかどうか?死亡場所がない人が多くなる。
- 在宅医療の実施状況等のアンケート調査を実施した結果、市内23診療所の内、在宅での看取りを実施は12診療所、訪問診療を実施は13診療所、往診を実施は14診療所。
森田先生
ケアハウスへの往診を行っている。ICTの利用でケアハウスでの診察は、診療所と同じようにできる。
安藤先生
ひすい在宅医療プロジェクトで退院支援、チーム体制、多職種連携、市民啓発に取り組んでいる。
ワークショップ「在宅医療について語ろう」
ワークショップ「在宅医療について語ろう」では、「講義を聞いて気づいたこと・聞いてみたいこと」をテーマに話し合いました。主な意見を紹介します。
気づいたこと
- 訪問診療や看取りをしてくれる診療所が多い。
- ICTの活用で連絡が密にとれていてすごい。
- 自宅だけでなく、施設にも往診してくれる。
- ひすい在宅医療プロジェクトを市民にもっとアピールする必要がある。
聞いてみたいこと
- 夜間の対応はどの程度可能か。
- 在宅での看取りを希望している人はどれくらいいるか。また、本人が希望しても家族はどうか。
- 家族の心構え。看取りに対する在宅介護の心構え。
聞いてみたいことに対して、3人の先生が丁寧に答えていただき、先生方の熱い思いや本音を聞くことができました。
次回は1月11日(金曜日)「病院を知ろう」です。
今まで参加できなかった方も、次回からの参加が可能です。
糸魚川の地域医療について、一緒に考えてみませんか?
講座の詳細、申し込み方法は以下のPDFファイルをご覧ください。(申し込み期限が過ぎていますが、いつでも申込可能です。)
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