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【糸魚川】みんなで支える地域医療講座(第2回)を開催しました
糸魚川地域振興局健康福祉部では、住民が地域の医療を安心して受けながら最期まで住み続けられる地域を目指し、住民・医療関係者・行政が一緒に地域医療について考える「みんなで支える地域医療推進事業」を行っています。
住民の地域医療に対する理解を深めるため、「在宅医療を知ろう」をテーマに、みんなで支える地域医療講座(第2回)を開催しました。
講座概要
- 日時
令和元年11月18日(月曜日) 18時30分~20時30分 - 会場
糸魚川地域振興局 第1・2会議室 - 内容
- 講話「在宅での医療サポートを知ろう ~実際のケースを通じて~」
講師 居宅介護支援事業所おうみ 樋口 文子 氏
訪問看護ステーションいといがわ 室川 和美 氏
安藤医院 安藤 隆夫 氏 - ワークショップ「在宅医療について語ろう」
- テーマ(1)「講義を聞いて気づいたこと・聞いてみたいこと」
- テーマ(2)「これから行動したいこと」
- 眞部医師会長からコメント
- 講話「在宅での医療サポートを知ろう ~実際のケースを通じて~」
講話「在宅での医療サポートを知ろう ~実際のケースを通じて~」
糸魚川市内で在宅医療を受けているAさんのケースについて、介護支援専門員・訪問看護ステーション・主治医のそれぞれの立場からどのような医療サポートを行っているかをお話いただきました。概要は以下のとおりです。
- 介護支援専門員の立場から(居宅介護支援事業所おうみ 樋口氏)
介護者の選択を尊重しながら、サービスの調整をしている。 - 訪問看護ステーションの立場から(訪問看護ステーションいといがわ 室川氏)
自立した生活がおくれるよう医療的なサポートをしている。
本人及び介護者の意思決定を尊重することを心がけている。 - 主治医の立場から(安藤医院 安藤氏)
住み慣れた場所で安心して過ごせることに在宅医療のメリットがある。
ワークショップ「在宅医療について語ろう」
ワークショップ「在宅医療について語ろう」では、グループに分かれ2つのテーマについて話し合いました。その後、グループで出た意見を発表し参加者全員で共有しました。ここでは主な意見を紹介します。
- 「講義を聞いて気づいたこと・聞いてみたいこと」
- 在宅医療は多くの人に支えられている、多職種の方が連携している
- 介護者の心のケア、身体のケアが考えられている
- 往診してくれる先生がいることが何より心強い
- サービス間での連携の取り方を知りたい
- 在宅と入院での医療費の違いについて知りたい
- 「これから行動したいこと」
- 自分の家族とコミュニケーションをとる
- 家族の今後、最期のことを話し合う
- 自身が両親の介護のためにできることを学びたい
- 眞部医師会長からコメント
- 糸魚川では半分以上の診療所が往診をしている。全国的に見ると非常に高い割合。