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玉川 達士(Tatsushi Tamagawa ) 鎚起銅器製造マイスター

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0057270 更新日:2021年3月5日更新

玉川達士マイスター

にいがた県央マイスター
玉川達士(たまがわ たつし)
認定称号:鎚起銅器製造

プロフィール
昭和45年生まれ
勤務先:株式会社玉川堂

昭和63年、株式会社玉川堂入社。
平成14年度、伝統工芸士に認定される。
平成19年、工場長に就任。
平成19年、日本工芸会正会員に認定される。
第59回(平成24年)日本伝統工芸展、第61回(平成26年)日本伝統工芸展入選、第43回伝統工芸日本金工展(平成26年)石洞美術館賞など受賞多数。

燕地域を代表する鎚起銅器の技術者

鎚起銅器を製造する玉川マイスター鎚起(ついき)とは、金「鎚」で打ち「起」こしながら、器を作り上げていく技法。鎚起銅器製造を産地として継承しているのは燕地域のみであり、創業から約200年の玉川堂(ぎょくせんどう)はその老舗として、技術や職人の継承に努めている。
玉川堂には、全国から職人希望者が集まり、玉川マイスターはその工場長として、技術の指導による後進の育成に取り組んでいる。「ものづくりのコツは無い。」と語り、「若い人にはひたすら数を打って叩いて慣れてほしい。」とアドバイスを送る。
また、「子供たちには体験を通じ鎚起銅器のことを知ってほしい。」と語り、鎚起銅器体験教室の講師や燕市産業史料館の作品解説会講師を会社の協力の上行うなど、技術継承活動に積極的に取り組んでいる。

マイスターのココがすごい!
金属の色の違いを利用して木目模様を創り出す技法「木目金(もくめがね)」を習得し制作に取り組む玉川マイスター。その技法は高く評価され、数々の展覧会において受賞している。人間国宝である父・玉川宣夫氏の技を受け継ぐ、燕地域を代表する鎚起銅器の技術者である。

 

木目金花瓶(もくめがねかへい)

木目金花瓶
木目金花瓶(もくめがねかへい)

今から約400年前の江戸時代初期に生まれた金属の色の違いを利用して木目模様を創り出す金属加工技術「木目金」で制作された花瓶。国内金属工芸の最高峰「第43回伝統工芸日本金工展」において「石洞美術館賞」を受賞。

 

玉川 玉川裏

問い合わせ先

株式会社玉川堂
電話: 0256-62-2015
Fax: 0256-64-5945
URL: 無形文化財鎚起銅器「玉川堂」-GYOKUSENDO<外部リンク>

玉川達士マイスター(パンフレットより)[PDFファイル/1.15MB]

玉川達士マイスター紹介動画<外部リンク>

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