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【三条】「食のふしぎはっけん・おやこジャングル!」(防災と食の親子体験教室)(燕市会場)を開催しました
新潟県三条地域振興局健康福祉環境部では、災害時の食の備えの充実を図るため、平成28年12月10日(土曜日)午前9時30分から燕市保健センターにおいて「食のふしぎはっけん・おやこジャングル!」(防災と食の親子体験教室)を開催しました(共催:燕市、燕市食生活改善推進委員協議会、新潟県栄養士会三条支部、株式会社エコロジーサイエンス、後援:燕市教育委員会)。
当日は、10組の親子27名の皆さんから参加をいただきました。
1 オープニングセレモニー・クイズと防災グッズ体験
オープニングセレモニーでは、燕市防災課よりごあいさつがありました。
スタッフ紹介の後、防災に関する親子で参加するゲームが行われました。
講師は株式会社エコロジーサイエンスの主査研究員、樋口勲さんが担当しました。災害が起こった場合を考え、家の中の危険な場所や避難所に持って行くものを発表しました。
防災ビンゴで楽しく避難所にもっていくものを出し合い、全体で共有しました。
2 体験学習「サバイバル料理に挑戦-パッククッキング体験-」
燕市食生活改善推進委員協議会の皆さんからパッククッキングで作る「カレーライス」と「切り干し大根サラダ」、ポテトスナックで作るポテトサラダを教えていただき、グループに分かれて作りました。
災害時に電気・ガス・水道が止まっても、カセットコンロと鍋、水の備蓄があれば作れる料理に、参加者全員があらためて「ふしぎはっけん」な体験をしました。小さなお子さんもポリ袋で混ぜたり、保護者に手伝ってもらって材料を切ったりと楽しく体験しました。
3 試食・家庭での災害時の備え
できあがった料理は、洗い物を少なくするため、紙で作った食器やラップをかけた食器に盛りつけて、みんなでおいしくいただきました。
災害時にも普段の食事ができるようにするために必要な家庭での食の備えや災害用伝言ダイヤルなどの連絡手段について、燕市健康づくり課、防災課の職員の方からお話がありました。改めて各家庭での備えをそれぞれで確認しました。
4 エンディングセレモニー
最後に参加者全員が防災グッズの一つであるヘッドライトをプレゼントされました。皆さんから参加しての感想を発表してもらいました。
<大人の感想>(抜粋)
- いつ災害が起きてもおかしくないので、家族会議を行うなど大切さを改めて感じました。
- 親子で防災を考えるいい機会になりました。
- 料理も新しい発見がありました。
- サバイバル料理は意外な発見が多くておもしろかったです。
- 家でも作りたいです。
<子どもの感想>
- たった2枚の袋でカレーやお米ができるのを初めて知りました。家でもやってみたいです。
- ポテトサラダがおいしかった。
- とても楽しかった。袋が料理に使えるなんてビックリです。
最後に当部の高徳地域保健課長より一日を振り返ってのあいさつがありました。
今後も新潟県三条地域振興局では、市町村や関係機関、地域の皆様といっしょに食の面からの防災教育を進めていきます。