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【佐渡】一般国道350号 国仲バイパス 部分供用後の整備効果について
佐渡市大和から中原の間で整備している「国仲バイパス」について、金井から八幡まで供用していた区間が平成28年11月18日に中原まで延伸しましたので、現時点の整備効果をお知らせします。
事業概要
一般国道350号の大和から中原間は、島内で最も多くの商業施設が立ち並ぶ地域であり、佐渡市役所や佐渡総合病院等の公共施設が立地する生活圏の中心に位置しています。
国仲バイパスの整備により、現道の慢性的な交通渋滞の解消や島内道路網の強化、および公共施設や観光施設へのアクセス向上が期待されています。
- 事業位置:佐渡市大和~中原地内
- 事業期間:平成13年度~
- 事業延長:8.65km
- 供用開始日:平成28年11月18日(八幡から中原の間 L=0.70km供用)
- 供用延長:金井から中原間 L=4.66km
国仲バイパス(金井から中原)の利用状況
- バイパスが金井から中原まで開通したことにより、交通がバイパスに転換しています。
- 交通量は現道(旧国道350号)で約1割減少し、バイパスで約7割増加しています。
- 交通量の変化
整備効果
- 交通がバイパスに転換したことにより、現道(旧国道350号)の混雑が緩和傾向にあります。
- 現道(旧国道350号)を利用した中原から佐渡総合病院までの所要時間のばらつきが少なくなり、定時性が向上しました。
道路利用者の声
「消防がルート選択をする場合、まず最短時間で現場到着できることが前提条件でありますが、あくまで安全性と確実性が担保されていなくてはなりません。
その意味でも、道路の幅員、直進安定性に優れた当該バイパスはその要件を満たしており、最適なルートと認識しております。」(消防)