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島民クローズ・アップインタビュー(テーマ:”育む(はぐくむ)”)vol.15 |
代表理事 渡辺正之さん
女性生産グループ「みみずくかあちゃん」
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昭和初期から集落で米の調整を共同で行う共同作業場を建設し、集落による共同作業を行っていました。昭和52年に基盤整備事業が実施されたことを契機にそれまでの共同作業をベースとして設立したのが長畝生産組合です。その後、ライスセンターや機械化体系を整備し昭和56年に農事組合法人を設立しました。 |
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共同作業発祥の地 |
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構成員71名、営農面積は約100haです。代掻き、田植え、刈取り等の機械作業は生産組合で責任者を配置して作業し、草刈・水管理・肥料散布等の作業は組合員個人へ作業委託する体制です。収穫された米は、生産組合が運営するライスセンターで乾燥・調整され、統一管理のもと「佐渡産コシヒカリ」として出荷しています。 |
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長畝生産組合が運営するライスセンター |
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ライスセンターで出た籾殻を牛舎の敷料としてJAの和牛センターに提供し、ふん尿を含んだもみ殻を生産組合の堆肥センターで有機肥料として作っています。和牛の頭数が減り、以前より量は少なくなったものの耕蓄連携により籾殻を農地に還元しています。 |
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H21年度産注文用パンフレット |
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また、減農薬栽培に取り組み、県の「特別栽培米」、佐渡市の「朱鷺と暮らす郷認証米」を生産しています。「朱鷺と暮らす郷」認証米は、H20年産実績で18トン、H21年産は90トンの予定です。販売先は、島内の米販売店が約10店と県内及び東京・大阪方面への販売店とも取引しており、今後は個人への販路を拡大していきたいと考えています。 |
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H21年度産米の販売(1kg、2kg、5kg) |
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転作として17haの大豆作付けを行っています。近年整備した暗渠排水により排水が良好になったことから安定した収量が期待できます。また、連作障害や土壌への負担を考慮し1年毎のブロックローテーションを行っています。収穫した青大豆の一部は、生産組合のお母さん達が加工してつくる「うちまめ」として販売を行っています。H20年は1,500kgの実績で佐渡汽船ターミナルやAコープ、道の駅等で販売しています。 |
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「うちまめ」の袋詰め作業 |
転作大豆のほ場
「うちまめ」の販売
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組合員有志6人の女性メンバーで「みみずくかあちゃん」という生産グループがあります。生産組合からハウス2棟を借り受け、野菜を栽培し出荷しています。主な品目は、ミニトマト、大葉、かぼちゃ、水菜などです。 |
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ミニトマトの収穫作業
ミニトマトの選別作業
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今年はミニトマトを300本栽培しています。 |
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無農薬栽培のミニトマト |
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暗渠排水の整備により大豆の収量安定が図られています。また、用水のパイプライン化により江ざらい等管理作業が大幅に軽減されています。また、ファームポンドより、用水の需給関係が調整され用水不足が解消されています。 |
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戸別農家の方が法人化することについては、自分の農業ができなくなるという不安が大きいと思います。法人化にあたってはそうした精神的な面での難しい調整も必要です。既存組織の共同作業をベースとすれば法人化へ移行しやすいと思います。 |
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今後の目標は、米の所得安定です。現在の取り組みをベースとして付加価値を付けた販売戦略の取り組み、また複合営農の拡大が所得補償に頼らず所得の安定を図ることにも繋がると思います。 |
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女性生産グループとしても、現在の野菜作りをベースとして直売や加工販売を目標に前進し、次の世代へ繋げていけるよう新しいことにチャレンジし頑張っていきたいと思っています。 |
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30年ほど前から集落全体で営農を行っており、全国的にもめずらしい組織です。トキの里新穂にある生産組合として、生き物を育む自然に優しい農法に取り組んでいる姿や、販路拡大、女性グループの活動等は地域を代表する生産組合という印象を受けました。 |
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