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林道事業


広がる林内路網

 現在、管内では約476kmの林道が開設され、森林施業のほか、地域振興やレクリェーション、災害時の迂回路など多目的に利用されています。
 また近年は林道を補完する道として、林業専用道も開設されています。林業専用道は、従来の林道よりも簡易で安価な開設を目指すとともに、森林整備の推進を主な目的とすることから、切土や盛土を極力減らし既存の地形に沿った路線となることも特徴です。

県営林道事業について

 県が事業主体となって林道を開設する県営林道事業では、「内海府線」と「小佐渡3号線」が平成25年度に、「小佐渡2号線」が平成26年度に開通し、現在は「大佐渡北線」を開設中です。
 写真(左)は「小佐渡2号線」で、弥彦山や角田山など本州の山々を望むことができます。
 写真(右)は「大佐渡北線」を利用した、木材搬出の状況です。
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 平成25年度に開通した「内海府線」は、大佐渡山脈の北端を8.2kmにわたり縦走する林道です。
 この林道は、佐渡の特産品である原木シイタケのほだ木の搬出や、人工林の保育、保安林の管理などのほか、市民のみなさまが森林にふれあう場としても活用されることが期待されています。
 また、国定公園内や新潟大学演習林内を通過するため、道路法面の緑化にあたり、自然環境に配慮した工法を一部で採用しています。


林業専用道 新保線の開設について

 林業専用道新保線は、旧赤泊村南新保地区で開設された管内初の林業専用道です。
 佐渡市が事業主体となり進められた開設工事は平成24年度から始まり、平成28年度に完成しました。
 下の写真は平成25年度に開設された箇所の開設前(左)と開設後(右)の写真です。付近にはスギの人工林が多いことから、接続する既設の林道笠取線と合わせ当地区での森林整備の促進が期待されます。
新保線開設前と開設後の状況写真

より活用される林道へ

 管内で開設された林道や林業専用道は、その後佐渡市が維持管理を行っています。
 市では災害等による破損があれば対策工事を行うほか、より走りやすく安全に通行できるよう、県の補助金を利用した舗装工事や改良工事も毎年行っています。

舗装の推進

 林道小川内(おごうち)線は旧真野町の真野大川地区と吉岡地区を結ぶ林道で、平成18年度から舗装事業が始まり、平成24年度に全線舗装が完了しました。
 写真は舗装後の状況です。今回の舗装工事の完成により、通行の高速化とともに林道沿線における森林整備の一層の推進が期待されます。


 林道見立線は旧両津市見立地区の市道見立3号線と林道内海府1号線を結ぶ林道で、平成26年度からコンクリート路面工などの改良事業が行われています。
 この改良事業により通行車両の走行性が良くなり、沿線の森林で生産された木材の搬出経費縮減につながっています。
 下の写真は、改良事業前(左)、改良事業後(中央)、平成29年度に行われた沿線の森林整備の様子(右)です。

林道の通行と管理に関するお願い

 林道は一般の道路と比較して急勾配や急カーブが多く、雑草の繁茂により見通しが悪い場合があります。また集落から離れているため、通行量が少なく、倒木や道路の破損などの発見が遅れる傾向があります。安全には十分留意し、速度を落として通行いただくようお願いします。

 また、林道の破損や不法投棄等を発見された際には、下記にご連絡下さい。

 維持管理者:佐渡市 産業観光部 農林水産課 林業振興係  TEL 0259-63-3761