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 【佐渡】イベントその2:大崎そばの会

2009年11月20日

一度行ったらファンになる!美味しく楽しい「大崎そばの会」。

 佐渡の秋の風景の代表格は、頭を垂れる金色の稲穂ですが、それと並んでよく見られるのが白や桃色の可愛らしいそばの花です。

 佐渡の南部・羽茂の大崎地区では、32年前から美味しいおそばを打って、たくさんの人たちで味わう「大崎そばの会」が催されてきました。

かわいらしく上品なそばの花

かわいらしく上品なそばの花

「おふくろの味」も堪能できます。

大勢のお客さんで毎年満員御礼です。

 このイベントは、インスタント食品が全盛になってきた時代に、体に良い自然食品を紹介したいという地区の方々の願いから始まりました。
 そばはもちろん、そのほかにも地区の方々がその日とれた新鮮な野菜を持ち寄り、地元に伝わる愛情たっぷりの料理が振る舞われます。
 そのメニューは実に多彩。煮しめ、芋の煮っころがし、こんにゃくの刺身、筍、ぜんまいなど「おふくろの味」とも言うべき、やさしいレシピです。

大勢のお客さんで毎年満員御礼です。

一人何役!?手作りの芸能も堪能できます。

 会を重ねるごとに内容も深まり、3回目からは地域の芸能も披露されるようになりました。そば、郷土料理、芸能、どれ一つとっても、すべて地域の方々の「手作り」です。

 そばを打ち、料理を作り、お客さんに出したあと、割烹着を脱いで今度は芸能の衣装に着替えるという一人何役もこなす地域の人たちは、まさに達人と呼ぶべきかもしれません。

そばチップスときささげ茶-どちらも美味しいですが、特にそばチップスは歯ごたえと塩加減が絶妙で、一度食べ始めたら止まらない美味しさです。

そばチップスときささげ茶-どちらも美味しいですが、特にそばチップスは歯ごたえと塩加減が絶妙で、一度食べ始めたら止まらない美味しさです。

とろけるような上質な甘みがたまらない「おけさ柿」

 当初のお客さんの数はわずか10名ほどでしたが、小麦粉などのつなぎを一切使わない美味しさが口コミで広がり、今ではあっという間に満席になるイベントにまで成長しました。

 地域が元気に活動しているとして広く注目を集め、会場である大崎活性化センターも建設されるなど、地域を代表するイベントになったと言えます。

とろけるような上質な甘みがたまらない「おけさ柿」

手間はかかるけど…、その分、心がたっぷりこもっています。

大崎そばの魅力を表情豊かに語ってくださった川上さん

 主催者である「大崎そばの会」の会長・川上公紀さんは「島外から毎年来てくれるお客さんも多く、本当に嬉しい」と目を細めます。
 「十割そばは打っていても切れやすく大変ですが、その美味しさ、香りはまさに最高級。もちろん体にもいいですよ。」

 毎年5回開催していますが、5回とも訪れる根強いファンもいるとか。30名程度人数がまとまれば、「そばの会」の日程以外でも受け入れてもらえるそうで、昨年は年間60回程度、土日を中心に開催したそうです。

大崎そばの魅力を表情豊かに語ってくださった川上さん

「美味しさ、楽しさを味わってほしい。ただそれだけです。」

 「そばの会のときは、お客さんが1日に150~200人くらい来てくれます。そばはお客さんたちが到着してからゆでるので、慌ただしく大変ですが、ゆでたての最高の美味しさを味わってほしいという気持ちで頑張っています」と語ってくださったのは、同じく「大崎そばの会」の渡辺トモ子さんです。

 お客さんの年齢も若い人からご年配の方まで実に様々。皆さん、口を揃えて「美味しい」と言ってくださるのでそれが本当に励みになっているとのことです。

 会の運営には、離島である佐渡ならではの悩みも。「これからの季節は天候が安定しなくてね。せっかく温かく美味しい料理を用意して待っているのに、船が欠航になっちゃうとつらいですよ」とぽつりと話してくださいました。

やさしく穏やかに取材に応じてくださった渡辺さん

やさしく穏やかに取材に応じてくださった渡辺さん

今年はあなたも舌鼓を打ってみませんか。

美味しそうに食事をする人たちのイラスト

 32年も続いてきた長寿イベントである「大崎そばの会」。羽茂大崎という地区の集落の手で、集落のイベントとして維持できるのかが今後の課題だともいいますが、大崎の魅力を自分たちの手作りで知ってもらいたいという熱い思いが、たくさんの人を魅了しているのかもしれません。

今年の日程

1 と き 
   平成21年11月28日(土)、29日(日)(←11月分は満席になりました。)
   平成21年12月5日(土)、6日(日)
   ※ いずれも正午開場

2 ところ 
   佐渡市大崎活性化センター(度津神社上流3㎞)

3 お 金 
   大人2000円  小学生500円(幼児無料)

4 お申込み先
   ※予約制となっています。以下のところへ電話でお申し込みください。
    (電話は、18時から21時の間にお願いします。)

    川上 公紀(TEL 0259-88-3241)
    栗林 文 (TEL 0259-88-3044)
    葛原 幸枝(TEL 0259-88-3394)

4 食べられるもの 
   本物そば、田舎にしめ、きびだんご、あまざけ、きささげ茶 など

5 見られるもの
   大崎地区の伝統民俗芸能、文弥人形、ちょぼくり、相撲甚句 など

6 その他
   ・即売品があります。
   ・お酒をお飲みの方は、運転をされないお支度でご来場ください。

会場までのアクセス

ドライブしているイラスト

 各港から会場の大崎活性化センターへの交通手段は、レンタカーや自家用車、観光タクシーなどが便利です。
 
 以下のページでは、車で行く場合の詳しい道案内を掲載していますので、どうぞご覧ください。


レポーター: 佐渡地域振興局 企画振興部 戸田 & 農林水産振興部 德山