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6月6日。この日は、佐渡・相川の京町通りが幻想的な光に包まれる日です。 かつて、金山が盛んに稼働していたころ、京都や大阪から仕入れた絹布類を売る呉服屋が並んでいた京町通りで相川で古くから踊られている「相川音頭」が披露される「宵乃舞」というイベントの日がやってきました。
通りにはぼんぼりが灯され、幻想的でやわらかな雰囲気が作り出された会場には、イベントの開始を今か今かと待ちわびるたくさんのお客さんの姿がありました。
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まもなく開始。お客さんの期待も高まります。
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踊り手の方々が全国から佐渡に駆けつけてくれました。
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今年で8回目を数える「宵乃舞」。今回は、過去最高の20団体の民謡団体が参加し、総勢では400名を超えるにぎやかさです。 イベントの関係者が踊りを通じて全国各地で築いたつながりなどをきっかけに、島内だけではなく島外、県外からもたくさんの団体が参加しました。
この日のために一生懸命準備をし、京町の空気を存分に吸収して楽しみながら踊っている様子が伝わってきて、見ているこちらの表情も自然にほころびます。
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一つの振りごとに丁寧に踊ります。
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いよいよ第一歩を踏み出します。
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午後7時30分。時鐘楼(じしょうろう)のやさしい音を合図に、いよいよ「宵乃舞」が始まります。 踊り手は、通りの3地点に分かれてスタート。それぞれの団体の持ち味を生かし、やわらかだったり、勇ましかったりと、心に響く魅力的な舞を見せます。 舞の歩みに寄り添うように踊りの後ろに付いていったり、前で待ちかまえたり、踊りの魅力を存分に味わおうと夢中になって見守る観光客の姿が印象的です。
ゆっくりと一歩一歩を踏みしめ、丁寧に踊る踊り手の後ろに、「地方(じかた)」と呼ばれる鼓と三味線、唄の生演奏の方々が付きます。 それぞれが見事に調和し、団体ごとに独自の世界を演出します。その世界が相川の歴史的景観とマッチし、この「宵乃舞」でしか出会うことのできない温かな空間を作り上げていました。
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時鐘楼をバックに披露される、たおやかな踊り
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観光客も一緒に作り上げる素敵な空間がここにありました。
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京町通りを流し終わると、会場を佐渡奉行所に移し、輪踊りが踊られます。 かつて奉行所が確かにこの場所にあり、佐渡奉行の前で相川音頭が踊られたその様子が目に浮かんでくるような見事な踊りに、シャッターを切る音が響きます。 脇では、一緒に踊り始める観光客の姿もあり、その和やかな雰囲気が踊りを一層盛り上げていました。
今回は天気も良く、昨年よりも多い5000人ものお客さんが訪れ、大盛況だった「宵乃舞」。 皆様から、このイベントを通して相川のまちの雰囲気、歴史的景観、相川音頭の力強さとしなやかさなど、たくさんの魅力を味わっていただけたのなら、こんなにうれしいことはありません。
ぜひまた来年も、相川のきらめく宝物たちに会いに来てください。心からお待ちしています。
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佐渡奉行所での輪踊り。まるで昔にタイムスリップしたかのように感じます。
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