新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中の【佐渡】狂犬病について

 【佐渡】狂犬病について

2009年12月25日

どんな病気?

 狂犬病ウイルスは人、犬、きつねなどほとんどの哺乳動物が感染します。発症した動物にかまれると唾液を通して、高い感染率で感染します。体内に入ったウイルスはその侵入部位付近で増殖し、そこから神経組織に入った後、増殖を続けながら脳へと上がり、異常な興奮状態や痙攣などの症状を引き起こし、脳に達したウイルスはさらに神経を経て唾液腺へと移り、唾液とともに排出されるようになります。(唾液中の排出は、最も早くて発生の13日前。一般的には3~5日前から始まる。)
 潜伏期間は犬で3~8週間、人間では1~3か月と言われています。潜伏期間の長さは、かまれた部位から脳までの距離や侵入したウイルスの量によって違いますが、発症すると動物でも人でも100%死亡する恐ろしい病気です。
 1958年以降、日本での発生はありませんが、今なお多くの国で狂犬病が発生し、年間約5万人もの人が死亡しています。狂犬病は一度侵入してしまうと、その撲滅には莫大な費用と時間がかかり、また多くの命が犠牲になってしまいます。現在も多くの動物が海外から輸入されています。また、多くの犬を乗せた外国船が入港し、不法上陸させたり、コウモリの飛来など、いつどこから侵入してくるかわかりません。狂犬病の予防接種をすることは、飼い主の義務であり最も有効な予防策です。


日本で犬にかまれたらどうしたらいいの?

1.応急処置として、傷口を流水と石鹸でよく洗いましょう。
2.傷口がひどい場合は医療機関で治療をうけましょう。
3.かんだ犬の情報(飼い主の住所・氏名・かまれた時の状況など)を保健所へ連絡してください。
4.放たれている犬の場合は、犬の特徴や逃げた方向などすぐに保健所へ連絡してください。また、危険な場合は警察にも連絡してください。

飼い犬が人をかんだらどうしたらいいの?

1.かまれた人の手当てをしてください。
2.傷がひどい場合は医療機関で手当てをしてもらってください。
3.飼い犬を人に危害がない場所へ繋ぎ、保健所へ連絡してください。
4.保健所の指示に従って、かんだ犬の狂犬病鑑定を動物病院で行います。

海外で犬にかまれたらどうしたらいいの?

1.ほとんどの国が狂犬病発生国です。飼い主が特定できれば、狂犬病予防注射歴を確認し、医師の処置を受けてください。
2.狂犬病発生国へ行く場合はあらかじめ狂犬病のワクチンを接種しておくことをお勧めします。
3.海外ではむやみに犬やねこ、野生の動物を触らないようにしましょう。

佐渡地域振興局 健康福祉環境部

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