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【佐渡】飲料水の安全について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0056153 更新日:2019年3月29日更新

1、飲用井戸の衛生について (飲用井戸等衛生対策要領 昭和62年1月29日厚生省などから抜粋)

  1. 飲用井戸及びその周辺に、みだりに人畜が立ち入らないよう適切な措置を講じましょう。(必要に応じ、鍵をかけ、柵を設けるなど)
  2. 飲用井戸の構造(井筒、ケーシング、ポンプ、吸入管、弁、管、井戸のふた、水槽等)並びに井戸周辺について、清潔が保持されているか定期的に点検を行い、汚染源に対する防護措置を講じましょう。
  3. 飲用井戸を新たに設置するにあたっては、汚染防止のため、設置場所、設備などに十分配慮しましょう。
  4. 給水開始前に水質検査を実施し、これに適合していることを確かめましょう。
  5. 飲用井戸について、定期的(1年以内ごとに1回)に水質検査を受けましょう。
  6. 水に異常を認めたとき、臨時に水質検査を行いましょう。
  7. 水質検査の結果、水道法に基づく水質基準を超える汚染が判明した場合には、保健所等へ連絡し指示を受けてください。
    • 有機溶剤が検出された場合には、基準以下であっても連絡してください。
    • 大腸菌群が検出された場合には、水道水に切り替えるようにしましょう。
      水道に接続されるまでの間は、煮沸してから飲用・炊事等に使用してください。
  8. 供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、直ちに給水を停止し、利用者にその旨を周知するとともに保健所へ連絡し指示を受けてください。

2、浄水器の衛生について 〈一般的な浄水器の使用上の注意〉

  1. 使用説明書をよく読み、使用方法、注意事項を守りましょう。
  2. 定期的にカートリッジを交換しましょう。
  3. 洗浄するタイプは、定期的に洗浄しましょう。
  4. 浄水器の中に長時間溜まった水は捨てましょう。
  5. 据え置き型などホースが付属している機種は、ホースの衛生に気をつけましょう。
  6. 熱湯は浄水器に通さないように気をつけましょう。
  7. 浄水器を通して水を利用するときは、弱い勢いで水を流しましょう。

3、おいしい水について 〈水道水のおいしい飲み方〉

おいしい水の温度は、だいたい15℃前後といわれています。
ジュースを冷やして飲むように、水道水も冷やして飲むとグーンとおいしくなります。
水道水は衛生確保のため、消毒用の塩素が入っています。

塩素のにおいがどうしても気になる方は、しばらく煮沸し、湯冷ましにすると臭いは消え、おいしく飲めます。使用説明書をよく読み、使用方法、注意事項を守りましょう。

4、水の違いが料理の違い 〈硬水と軟水〉

カルシウムやマグネシウムといった硬度成分が多く含まれている水を「硬水」、そうでない水を「軟水」といいます。微量の硬度成分は水をおいしくしますが、硬水のように多くなると飲んだ人が下痢を起こすこともあって、飲み水や料理に使う水としては好ましくありません。
 日本の水は沖縄など一部の地域を除いてほとんど軟水ですが、石灰岩地帯を流れるヨーロッパや中国の水は硬水です。日本には昔から良質な軟水が豊富にあったため、煮物、吸い物、ゆで物といった水を多く使う料理が育ってきました。素材の風味を生かす日本料理は軟水が作り上げたといえます。
 これに対して、ヨーロッパや中国では蒸したり、油を加えて炒めたりして、素材に含まれた水を利用する方法がとられました。水の性質の違いが料理法の違いとなった例です。

佐渡地域振興局 健康福祉環境部

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