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新潟県ホーム の中の労働・雇用の中の労働委員会委員リレーコラム

 労働委員会委員リレーコラム

2012年02月01日
 毎月、労働委員会の委員によるコラムをお届けしています。

 今月の担当は、使用者側 鈴木委員です。 

  「七夕の会」  新潟県労働委員会使用者委員  鈴木 和夫

 定年退職で暇になった同級生が増えたのか、或いは孫の成長を楽しむ余裕ができたのか、それとも親の介護に区切りがついたのか、なぜか還暦を過ぎてから「同級会」や「同窓会」が増えてきました。
 3年前の「還暦の会」での出来事です。いつもの「言い出しっぺ」から「毎年、決まった日に集まって飲もうや」と声が上がりました。いささか記憶力に問題が出始め「認知症」が気になる年になったので、覚え易い「七夕の夜」に「彦星爺さん」と「織姫婆さん」が1年に1回に再会する(艶っぽい?)「七夕の会」が、酒の勢いもあって多数の賛同を得て決まってしまいました。
 その時の約束で、幹事の負担を軽くするために、この会は開催案内を出したり、出欠の返事をもらったりしない会にして、出られる人が約束の時間に約束の場所に集まって飲むことにしました。幸い、同級生に割烹を経営している人がいたので会場はそこに決まり、7月7日の午後6時半開宴となりました。
 一昨年に第1回「七夕の会」をやりましたが、さすがに何人集まるのか不安になり、確認の作業が行われました。大半が地元在住ですが、県外からの参加者も加わり八十数名の同級(学年)生が集まりました。話題は年金をもらっているが少なくてビックリした話とか、病気と薬の量の自慢話や、親の介護の苦労話、それに孫の話が中心で、円高に景気対策や欧州通貨危機、TPPなどと言った話題とは無縁の世界でしたが、年齢も忘れて大いに盛り上がり、来年の再会を約束して別れました。
 1年後の昨年、「七夕の会」が近づき、本当に集まるのだろうか、少なかったら余った料理はどうするのだろうか、などと心配しましたが、料理は人数の増減に対応できるように大皿で出すなど工夫し、当日を迎えました。その結果、前年見なかった新顔が増えた反面、出席を約束した人が欠席したりしましたが、ほぼ前年と同人数が集まり、盛会裏に終了することができました。
 昨年はこの他に「小学校1年1組の会」があり、半世紀ぶりに19名が顔を合わせましたが、まるで浦島太郎のような状況で、記憶を手繰りながらの会話になりました。
 さらに、高校の創立100周年記念式典に合わせて、高校3年当時の同級会(同学年会)も行われ、懐かしい友に卒業後四十数年ぶりに会うことができました。
 ところで、昨年の暮れに発表された「2011年を表す漢字」は「絆」でした。家族の絆、人と人との絆、青春を共に過ごした同級生との絆、同じ学校の同窓生との絆などいろんな絆があります。私は還暦を過ぎて、なぜかこういった繋がりがありがたく、嬉しく思えるようになってきました。