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新潟県ホーム の中の農林水産業の中の「市民参加による農村保全に関する社会実験事業」 レポート集
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「市民参加による農村保全に関する社会実験事業」 レポート集

2019年02月26日
 
 ※ 平成31年2月24日に事業報告研修会を開催しました。
   (本ページの最下段に追加しました。)

開講式兼第1回研修会を開催 (平成30年1月28日)

 新潟県では、中山間地域において、農地や土地改良施設の有する多様な機能を良好に発揮させるとともに、地域住民の共同活動の活性化を図るため、新潟県ふるさと保全基金(平成5年10月22日 新潟県条例第40)を設置しています。

 このたび、この基金を用いた調査研究事業として、中山間地域の新たな保全管理手法の検証を目的に、見附市において、市民参加による農村保全に関する社会実験事業をスタートしました。
 現在、中山間地域においては、担い手の確保ができず、農業を継続するための体制の維持が困難になりつつあります。
 このような中で、本事業は、地域に精通した中間マネジメント組織や農業者のサポートのもと、一般市民が、①イベントのような単発の取組でなく継続性を持ち、②単なる農業者の手伝いでなく主体性を持ち、③個人でなく集団で、楽農活動を行いながら、農村の保全を試みるものです。

 見附市内で参加者を募ったところ、11名(8グループ)の応募があり、平成30年1月28日、開講式兼第1回研修会を開催しました。
 今回のワークショップでは、まずJAにいがた南蒲による米作りの講義を受けた後、2つのグループに分かれ、農業に対する思いや心配事などを話し合いました。

 おいしいお米を作りたい、山でリラックスしたいなど参加の動機は様々ですが、これから農業を存分に楽しんでいきたいという思いは共通のようです。

○開催日
 平成30年1月28日(日)
○開催場所
 一般社団法人農村振興センターみつけ事務所(見附市新潟町)

第2回研修会を開催 (平成30年2月18日)

平成30年2月18日、第2回研修会では、チーム力向上のためワークショップを行いました。
  
 ワークショップでは、2つのグループ「らいすれんじゃ~」と「こめこめクラブ」に分かれ、①「魅力ある農村」とは、②栃窪町(現場となる集落)が「魅力ある農村」になるためにはどんなことが必要か、などを話し合いました。
 参加者は、全員、農業未経験です。それぞれ期待と不安がありましたが、ワークを進める中で、打ち解けて、連帯感が高まってきました。次回は、いよいよ、営農計画づくりです。

○開催日
 平成30年2月18日(日)
○開催場所
 一般社団法人農村振興センターみつけ事務所(見附市新潟町)


第3回研修会を開催 (平成30年3月18日)

平成30年3月18日、第3回研修会では、前2回のワークショップで学んだことをふまえ、これからの米作り計画について話し合いました。
  
 生産活動はグループ単位で作業を行うこととし、詳しい作業日程も決まりました。
 草刈りなどの共同作業も多面的機能支払の集落活動と合わせて、年間4回程度、活動します。
 農作業、共同作業のほかにも自分たちが楽しめるイベントも行うことにしています。

○開催日
 平成30年3月18日(日)
○開催場所
 一般社団法人農村振興センターみつけ事務所(見附市新潟町)

田植え作業 (平成30年5月20日)

 天候に恵まれた日曜日、いよいよ田植え作業のスタートです。
 地元集落の方々から技術的指導を受けながら田植え、草刈りを実施しました。 歩行用の田植機の操作には、相応の力とコツが必要です。草刈り機も、危険を伴うので慎重な操作が求められます。
 参加者は、初めての作業に戸惑いながらも、存分に楽しみながら取組んでいたようです。
 大自然の中でのんびり身体を動かしながら1日過ごすとリフレッシュできるものです。

○開催日
 平成30年5月20日(日)
○開催場所
 見附市栃窪町の棚田 




①使用する歩行用の田植機の操作についての講習を受けました。
 さあ、田植えを始めます。




②見てると簡単そうですが、実際やってみると難しい。
 足が取られて思うように歩けず、切り返しもままならない。




③あれっ、機械が動かなくなった。想定外のトラブルもあって、なかなか容易ではありません。



④何回か往復すると慣れてきて、まっすぐ植えられるようになりました。

平成30年度事業報告研修会を開催 (平成31年2月24日)

 平成30年度農村保全社会実験事業の総括として、事業報告研修会がありました。
 
 最初に、皆で今年度の活動記録として製作されたDVDを鑑賞。
 
 そして、年間の活動を振り返って、グループごとにディスカッション、発表を行いました。
 参加者からは、農作業は個人競技でなくチームプレーであることに気づいた、自らの苦労が収穫した米を美味しく感じさせた、集落とのふれあいや世代を超えたヒトの輪の広がりは必ずこれからの人生の財産となる等々、とても前向きで実感のこもった意見が聞かれました。
 地元集落からは、慣れない作業にご苦労も多かったと思うがめげずに来年度も頑張っていただき、さらに交流を深めていけたら良い、高齢化集落に元気をくれて大変ありがたかったと講評をいただきました。
 
 来年度は3か年計画の最終年となります。今回シーズン通して経験したことで見えた課題もあります。メンバー同志の結束も増し、事業への主体性も出てきた中で、来年度もまた皆で楽しみながら「楽農活動」を続けていくことを確認し合い締めくくりました。 

○開催日
 平成31年2月24日(日)
○開催場所
 一般社団法人農村振興センターみつけ事務所(見附市新潟町)