NHK大河ドラマ「天地人」のオープニングテーマで紹介されている棚田は、新潟県南部に位置する十日町市松代地区に広がる「星峠の棚田」です。この十日町市を会場に10月16日(金)、17日(土)の両日、第15回全国棚田(千枚田)サミットが「未来へつなげ美しい郷土を~棚田からのメッセージ~」をテーマに開催され、全国から約1,400名が参加しました。
棚田サミット開会式オープニング(松代小学校のみなさん)
■□サミット開会式・基調講演□■
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■開催地歓迎挨拶 全国棚田サミットは、新潟県においては、平成10年に旧安塚町で開催されました第4回以来、2回目の開催となります。 この間、二度に亘る震災があり、これを乗り越えて本県で開催されますことは、誠に感慨深いものがあり、皆様方からいただいたご支援対し心より感謝申し上げます。 このような中、「未来へつなげ美しい郷土を~棚田からのメッセージ~」をテーマに今回のサミットが開催されますことは、誠に意義深く、棚田を守っていく取り組みを進めていく上で、大きな弾みになるものと考えております。
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開催地歓迎挨拶 小熊新潟県副知事
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■基調講演 富山大学極東地域研究センター 教授 酒井 富夫 氏から「中山間地域の農業構造改革~もうひとつの農業を考える~」と題し中山間地域に根ざした農業のあり方についての提案がなされた。
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基調講演 富山大学極東地域研究センター 教授 酒井 富夫 氏
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■□棚田見学会□■
十日町松代・松之山地域の棚田は、水稲の収穫後、田水を保持するために、秋に肥料をいれ降雪前までに耕起、代掻きをします。春と同様の水鏡の水辺に戻り全国的にもめずらしい秋に湛水した棚田を参加者は熱心に見学していました。
湛水した星峠の棚田
見学会開催状況
蒲生の棚田見学状況
星峠の棚田見学状況
■□分科会□■
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今後の棚田地域のあり方について以下の5つの分科会と首長会議が開催された。それぞれのテーマで耕作放棄の防止と棚田の維持保全や中山間地域集落の真の豊かさ、震災からの復興状況など棚田のもつ魅力と今後の課題について、活発な意見交換がなされました。 第1分科会 「地域の自然と棚田の関わり」 第2分科会 「みんなで支える棚田の農業」 第3分科会 「棚田と地域振興の取り組み」 第4分科会 「スローライフと棚田のつながり」 第5分科会 「棚田と震災復興の取り組み」 首長会議 直払い制度の3期目に向けて
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首長会議
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第1分科会
第2分科会
■□事例発表・閉会式□■
分科会終了後、地元の松里小学校、「森の学校」キョロロのみなさんから事例発表があり、棚田の保全、都市と農村の交流・共生、次世代への普及・啓発などを盛り込んだサミット共同宣言の採択を行い、閉会しました。
サミットは翌年度の開催地である静岡県松崎町へ引き継がれました。
松里小学校の事例発表
閉会式・翌年度開催地の静岡県松崎町のみなさん
中山間地域の農村に押し寄せる過疎化、高齢化などによる棚田の荒廃は地域活力の低下を招くとともに農地の持つ多面的機能や防災効果に及ぼす影響は図りしれないものがあるといわれています。今回のサミットは全国各地から多くの参加者を迎え、棚田が抱える現状や将来像を訴える最良の機会でありました。これらを多くの方々から受け止めてもらい、理解と合意が得られることがサミット開催地の願いです。