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新潟県ホーム の中の農林水産業の中の「バイオマスにいがた」構想
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「バイオマスにいがた」構想

2008年04月01日

構想の策定趣旨

○ 県内には、農林水産業や全国有数の食品産業等に由来する、豊富なバイオマスが存在していますが、現状では半数程度の利活用にとどまっています。
○ 一方、環境負荷の軽減、資源循環型社会の形成を目指したバイオマスへの関心は高まっています。
○ このため、「バイオマスにいがた」構想を新潟県の地域資源を最大限活用したバイオマス利活用の方向性を示す指針とし、「にいがたらしい」バイオマスの利活用を目指します。

※バイオマスとは・・・再生可能な生物由来の有機性資源で、石炭や石油などの化石資源を除いたもの

めざす姿

○ バイオマス利活用は、民間での市場原理に基づく取組を基本としますが、現状では全体的に進んでいないことから、一定期間、国・県・市町村が支援を行いつつ推進します。
○ 経済性の観点から、当面は利活用が比較的早く進むことが想定される廃棄物系バイオマスの利活用を重点的に推進します。
○ 稲わら、もみがら、間伐材等の未利用バイオマス、資源作物について、収集方法の効率化、変換効率の向上を踏まえながら、多種多様な製品化を進めるとともに、エネルギー化を検討します。
○ 将来的には、バイオマスを繰り返して再生利用する方式、多種多様な製品やエネルギーに無駄なく使う方式を目指します。

具体的目標(平成22年度)

○ 本構想の着実な実現を目指すため、進展状況を評価する指標として「バイオマス利活用の具体的目標」を設定します。なお、目標年度は、バイオマス・ニッポン総合戦略(平成14年12月閣議決定)と同じく平成22年度とします。
○ し尿汚泥や生ごみなどの生活系バイオマスの減少により、全体発生量は減少が見込まれます。一方、バイオマス全体として、堆肥化・直接燃焼・メタンガス化などの利用拡大により、全体利用量の増加を見込みます。
平成22年度までに、バイオマスの発生量を2965トン(現状比12%減)とし、バイオマス利用量を2219トン(15%増)とすることを目標とします。

利活用の展開方向

○ 堆肥及び有機質肥料
 ・環境保全型農業の推進により水田・畑での需要を拡大
 ・堆肥等の成分など品質を考慮の上、農地、公園、道路法面等、用途に合わせた利用を推進

○ 堆肥及び有機質肥料以外の製品
 ・品質の向上や安定化、低コスト等による用途・需要の拡大の状況を踏まえながら、飼料、炭化製品、生分解性プラスチック製品などへの利用を推進

○ エネルギー
 ・木質系バイオマスを中心に直接燃焼や木質ペレットとしての活用を推進
 ・メタン発酵を中心としたバイオガス化、エタノールやバイオディーゼルなどの液体燃料化について、効率的な収集システムやエネルギー変換技術開発等による採算性の向上、販売先の確保を図りつつ推進
 ・エネルギーの高度活用方策としてコージェネレーション(熱電併給)導入を推進

実現への役割分担

 行政、バイオマス関連事業者、県民は、バイオマスが県民の日々の暮らしやそれを支える事業活動から発生しており、その利活用が地球温暖化防止や資源循環型社会の形成等につながることを認識し、それぞれの立場に応じた役割を発揮するとともに、その積極的な利用に努めましょう。
○ 県の役割
 ・バイオマス利活用に対する県民理解の促進のための啓発活動、各種取組事例や技術開発情報などの提供体制の整備
 ・地域のバイオマス産業育成のための技術開発、製品開発、施設整備への支援やモデル育成
 ・バイオマスを利用した製品の認定制度の検討

○ 市町村の役割
 ・地域のバイオマス利活用促進のための市町村マスタープランの策定、住民理解の促進
 ・バイオマス関連事業者、農業者、住民等の連携による循環利用システムの構築への支援
 ・バイオマス産業育成のための施設整備等への支援

○ バイオマス発生・変換事業者の役割
 ・バイオマス製品及びエネルギーの利用者と連携した循環利用システムの構築
 ・住民との合意形成やバイオマス利活用のトータルコストに基づいた変換施設の整備
 ・創意工夫や異業種連携によるバイオマス変換技術並びに製品の開発
 ・バイオマス製品の品質や安全性の確認

○ 県民の役割
 ・バイオマスの提供やバイオマス製品の購入など、循環利用システムへの積極的な参加
 ・生ごみの分別徹底やバイオマスの変換施設の立地への協力

重点推進イメージ

「豊穣な大地づくり」~バイオマスを活用した地域循環型農業を目指して

1.耕畜連携により、地域の土壌条件等に会わせた優良堆肥化を推進
2.地域のバイオマスについて、その複合的な堆肥化と飼料化を推進
3.堆肥化と飼料化に加え、農業施設等へのエネルギー供給源としての利用を検討し、地域バイオマスの最大限の有効利用を図る

「輝く緑の山里づくり」~木材産業等を基軸としたバイオマスの活用を目指して

1.木質バイオマスについて、間伐材の木製品への利用、炭化製品化、直接燃焼によるエネルギー化を推進
2.直接燃焼に加え燃料用ペレットへの利用により、一層のエネルギー利用を推進
3.木質バイオマス全体について、総合的な利活用システムの構築を推進

「活き活きにいがた産業づくり」~バイオマスを活用した地場産業の新展開を目指して

1.普及段階にあるバイオマス製品について、利活用の拡大を推進(油脂製品、各種建設資材、再生木質ボード、もみがら育苗成形マットなど)
2.バイオマス製品について、新たな技術を活用した低コスト化、品質の向上、用途の拡大等を図りながら、その事業化を推進(木材プラスチック複合材、炭化製品、生分解性プラスチックなど)
3.バイオマスエネルギーについて、新たな技術を活用した効率的な利活用を推進(バイオディーゼル、エタノール、メタノールなど)

参考資料

主なバイオマスの発生量と利用計画とバイオマス及び廃棄物の分類を掲載しています。

バイオマス用語集

 「バイオマスにいがた」構想に出てくる用語を解説します。

「バイオマスにいがた」構想(PDF版はこちらからどうぞ)

「バイオマスにいがた」構想(本文)(PDF形式  161 キロバイト)
「バイオマスにいがた」構想(概要)(PDF形式  328 キロバイト)
「バイオマスにいがた」構想(参考資料)(PDF形式  144 キロバイト)