新潟県ホーム の中の農林水産業の中の遺伝子組み換え作物 開放系試験栽培における交雑の有無の確認結果について

 遺伝子組み換え作物 開放系試験栽培における交雑の有無の確認結果について

2006年10月03日
 「新潟県遺伝子組換え作物の栽培等による交雑等の防止に関する条例」第21条第1項第4号に基づき、独立行政法人農業・食品産業技術研究機構から交雑の有無の確認結果について報告がありました。
 これは交雑を確認するため、モニタリング用イネ(「らいちょうもち」)を周辺のほ場のイネ(「コシヒカリ」)と開花期を重複するように栽培し、遺伝子組換えイネ(GMイネ)の花粉が飛散したかどうかを確認するものであります。
 その方法は、モチ品種のモニタリング用イネにウルチ品種であるGMイネが交雑した場合、半ウルチ性となり玄米が白濁する現象(キセニア現象)が生じ、それを遺伝子分析によりGMイネとの交雑を確認します。
 GMイネから5~45m離れた4地点に栽培した収穫物、約3万5千粒を調査した結果、キセニア現象を示す粒数は各調査場所とも「0」であり、GMイネと交雑は認められませんでした。
 なお、モニタリング用イネの収穫日(9月8日)、モニタリング用イネの交雑分析日(9月22日)に県職員が研究ほ場のある北陸研究センターに出向き、収穫、分析調査に立ち会っています。

1 報告内容

(1)調査結果

 調査場所(図中番号)

(組換えイネからの方角)

 組換えイネからの距離  調査粒数  交雑粒数(注)
 北(1)  約5m  8,200  0
 東(2)  約35m  9,250  0
 南東(3)  約45m  8,300  0
 南(4)  約25m  9,100  0
 合計  -  34,850  0

(2)調査場所

調査場所については、こちらをご覧ください。( PDF形式   68 キロバイト)

2 その他:交雑の有無に関する基準等

(1)交雑の有無を確認するモニタリングは必須(条例第21条)
(2)遺伝子組換え作物から隔離距離(57m)離れた地点の範囲内に指標作物を栽培すること。(告示第502号)
(3)指標作物の開花期が、周辺のほ場等で栽培される同種の一般作物の開花期と重複するように栽培すること(告示第502号)
(4)指標作物の種子を収穫し、そのうち少なくとも1万粒を抽出(キセニア現象が生じるものは1万粒のうちキセニア現象が生じている種子を抽出)し、遺伝子を特異的に検知できるPCRなどの分析を行う。(告示第502号)
モニタリング用イネのキセニア現象調査(9月22日撮影)

モニタリング用イネのキセニア現象調査(9月22日撮影)