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【新津】(2010年11月)「小学生の願いが叶う」新津川に鮭が帰ってきました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054943 更新日:2019年3月29日更新

稚魚の放流から4年 新津川に鮭が帰ってきた!

新津川は、新津の市街地を流れる能代川の河川改修によりできた旧能代川で、遊歩道や植栽が整備された潤いと憩いの場として市民に親しまれています。

この沿川の新津第二小学校では、環境をテーマにした総合学習に取り組んでおり、身近にある新津川をフィールドに児童が勉強してきました。その中で、新津川はかつての能代川であり、サケも遡上していたこと。そして、能代川にサケを取り戻そうと取り組んでいる、「能代川サケマス増殖組合」があることを知り、組合と連携して川の環境とサケの遡上を学習してきました。
そして、「新津川をサケのふるさとに」をサブテーマとして、4年前からサケの稚魚を放流したり、校内での人工孵化をさせたりしてきました。そればかりでなく、新津川の水質も改善しなければならないと気づき、水質改善の取り組みとして、水質調査や炭を入れる浄化も行ってきました。

このような、児童の成果が、稚魚の放流から4年目の今年、鮭が帰ってきてようやく現れてきました。
これから、まだまだ能代川には鮭が遡上してきます。新津川にもさらに遡上してくることにより、地域住民が河川環境への関心が高まり、新津川がさらに住民に愛される川となることを期待します。

そ上してきた鮭の画像
そ上してきた鮭

鮭のつがいの画像
鮭のつがい

産卵場所を作る鮭の画像
産卵場所を作る鮭

帰ってきた鮭を観察する第二小学校の児童の画像
帰ってきた鮭を観察する第二小学校の児童

報道発表資料[PDFファイル/1.13MB]

新津第二小学校の取り組み

稚魚の放流の様子(園児も参加しています)の画像
稚魚の放流の様子(園児も参加しています)

新津第二小学校では、能代川サケマス増殖組合の協力により、毎年春になると鮭の稚魚を放流しています。

鮭は3~5年後にかえってくるため、放流には帰ってくるころに児童となっている、新津第二幼稚園の園児も放流に参加しています。

水質の調査の様子の画像
水質の調査の様子

放流した鮭が帰ってくるためには、新津川の水質も良くなければならないので、近くにある新潟薬科大学の協力のもと、新津川の水質についても学習しています。
また、水質をよくするためには何をすべきかも考えて、ゴミ拾いやポスターの作成の他に、川に炭を入れて浄化を研究したりと、取り組んできました。

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