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【新潟】小学生を対象とした施設見学会を開催しました
小学生を対象とした新潟県管理施設見学会を開催しました
新潟地域振興局地域整備部では、未来を担う小学生のみなさんに社会資本の役割や整備促進への理解を深めてもらうため、県が管理する土木施設の見学会を開催しています。
小学4~6年生を主な対象として市内の小学校に公募し、応募校の中から潟東小学校(西蒲区)、新飯田小学校(南区)、桜が丘小学校(中央区)の3校を選定しました。
3校とも「HARD OFF ECOスタジアム新潟」及び「デンカビッグスワンスタジアム」の見学を希望し、以下の日程で実施しました。
見学日程
- 潟東小学校4年生48人:11月4日(金曜日)午前中約2時間
- 新飯田小学校6年生20人:11月24日(木曜日)午前中約2時間
- 桜が丘小学校5年生82人:11月25日(金曜日)午前中約2時間
HARD OFF ECOスタジアム新潟
1 開会
ロビーで案内の職員の方にあいさつをして、見学スタートです。
潟東小学校
新飯田小学校
2 記者室・放送ブース
新聞記者が記事を書く記者室へ行きました。約60人分の座席があります。
記者室の隣には、テレビ放送などのためのブースがあります。
潟東小学校
桜が丘小学校(放送ブース)
3 内野スタンド
観客席は内外野合わせて約3万席あります。
内野席の最前列へ行って、グラウンドの同級生に手を振りました。
桜が丘小学校
4 ロッカー室
野球選手は荷物が多いので、大型のロッカーが備え付けてあります。
今年(平成28年)6月のセ・パ交流戦の際に、日本ハムの大谷選手や中田選手が使ったロッカーを教えてもらいました。
潟東小学校
新飯田小学校
5 屋内練習場・素振り室
屋内練習場はグラウンドと同じ人工芝で、広さは約1,000平方メートルあります。中にはゴムチップが敷かれており、クッションが効いています。
小学生のみなさんは、広い練習場内を走り回ったりして楽しんでいました。
素振り室では、鏡がステンレス製であることを聞いて驚いていました。
新飯田小学校(素振り室)
桜が丘小学校
6 ダッグアウト・グラウンド
ダッグアウトは選手の控え席です。座席に座り、グラウンドの説明を聞きました。
グラウンドは使用中で出られないことが多いのですが、幸運にも独占できた学校がありました。小学生のみなさんは、人工芝の感触を確かめながら、鬼ごっこをするなどそれぞれに楽しんでいました。
潟東小学校
桜が丘小学校
デンカビッグスワンスタジアム
1 開会
広いエントランスホールで案内役の職員の方にあいさつをして出発です。
潟東小学校
新飯田小学校
桜が丘小学校
2 ラウンジ
ラウンジにはJリーグの公式サッカーボールや日本代表選手のサイン入りユニフォームのほか、ビッグスワンスタジアムの模型などが展示されています。
小学生のみなさんは、プロ選手が使うボールに触ったり、貴重な展示物に見入ったりしていました。
潟東小学校
新飯田小学校
3 メインスタンド・2層目スタンド
VIP席に座り、芝生の管理などについて説明を聞きました。ビッグスワンの芝は、過去に何度もJリーグの「ベストピッチ賞」を受賞している質の高い芝です。
芝生の散水には、環境と経済性に配慮し、雨水を利用していることを聞きました。
次に、2層目スタンドの最も高いところへ行き、シートに座って眺めを楽しみました。
潟東小学校(2層目スタンド)
新飯田小学校(メインスタンド)
4 貴賓室
皇族などの特別な人しか使えない部屋です。ベランダには赤い絨毯が敷かれ、最も試合が見やすい位置にあります。バックスタンドの「NIIGATA」の文字が正面に見えます。
潟東小学校
新飯田小学校
5 選手更衣室
プロサッカー選手は試合道具を持たずに試合会場に来ます。ユニフォームなどはスタッフが全て準備します。
本田選手や香川選手など、サッカー日本代表選手が来場したときに使用したロッカーを教えてもらいました。
潟東小学校
桜が丘小学校
6 フィールド・陸上トラック
陸上トラックは国際競技大会も開催可能です。小学生のみなさんは、元気一杯に1周400メートルを走っていました。
また、芝生の上には上がれませんでしたが、手入れの行き届いた天然芝に触ることができました。
潟東小学校
新飯田小学校
見学会を終えて
今年度は多数の応募の中から、3校のみなさんに見学会に参加していただきました。
観覧席以外の普段入れない場所に入ったり、陸上トラックや人工芝のグラウンドの上を走り回ったりして、2つの土木施設を十分に楽しんでもらえたことと思います。
また、この見学会を通して様々なことを発見し、その魅力をより身近に感じていただけたのではないかと思います。
ご家族や周囲の人に今回見たこと、学んだこと、感動したことを話して、次回はご家族で足を運んでみてください。
それによって、多くのみなさんの土木施設への関心が高まるとともに、理解が深まることを期待しています。