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【新潟】「土木施設の親子見学バスツアー in 東区」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054702 更新日:2016年9月15日更新

「土木施設の親子見学バスツアー in 東区」の開催趣旨

 新潟県土木部では、土木の魅力と重要性の理解促進を図るため、県民へのPR事業を行っています。今年度、新潟地域整備部では、地域住民を対象に新潟市東区内の土木施設を見学する「親子見学バスツアー」を初めて開催しました。
 住民の皆様に安全・安心で快適な生活を支える身近な土木施設を見学いただくことで、その役割に触れ愛着を持っていただくことを目的としています。
 8月20日(土曜日)に8家族18人が参加して、新潟浄化センター(下水処理場)及び山の下閘門排水機場を見学したときの様子をご紹介します。

新潟浄化センター(下水処理場)

 新潟浄化センター(下水処理場)は、東区・江南区の生活排水を広域的に処理し、きれいな水にして阿賀野川に放流しています。
下水処理の仕組みや微生物の役割の説明、水の汚濁度を測る実験などを行った後、広い施設を見学してまわりました。

下水処理の仕組みの説明。の画像
下水処理の仕組みの説明。

水質実験の様子。水の汚れ具合を比べました。の画像
水質実験の様子。水の汚れ具合を比べました。

反応タンクの見学の様子。の画像
反応タンクの見学の様子。

反応タンクに活性汚泥と空気を送り込んで混ぜると、微生物は汚れを食べてくれます。の画像
反応タンクに活性汚泥と空気を送り込んで混ぜると、微生物は汚れを食べてくれます。

最終沈殿地では、ほとんど透明な水と汚れの塊に分離されます。の画像
最終沈殿地では、ほとんど透明な水と汚れの塊に分離されます。

その後、塩素混和池で減菌されて川に放流されます。の画像
その後、塩素混和池で減菌されて川に放流されます。

山の下閘門排水機場

 山の下閘門排水機場は、昭和39年の新潟地震を契機に建設された施設で、水位差のある川と川を通航するための閘門と、水位の低い通船川の水を信濃川に排水するポンプ場を併設しており、地域の産業振興や住民の暮らしを水害から守る重要な役割を担っています。

通船川の歴史などの説明。の画像
通船川の歴史などの説明。

閘門を通る筏の様子を見学。の画像
閘門を通る筏の様子を見学。

閘門の開閉により、2メートルの水位差を勢いよく流れ落ちる水の様子を見学。の画像
閘門の開閉により、2メートルの水位差を勢いよく流れ落ちる水の様子を見学。

平成10年の8.4水害時に増設された新ポンプを見学。の画像
平成10年の8.4水害時に増設された新ポンプを見学。

親子見学バスツアーを終えて

 今年度、初めて地域住民(小学生を含む親子)を対象に土木施設の見学会を開催しました。
 暑い中、8家族18人の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
 今回は、私たちの生活排水をきれいな水にして川に戻している新潟浄化センター(下水処理場)と海面下の土地が広がる新潟地域を水害から守っている山の下閘門排水機場の2つの土木施設を見学していただきました。
 これを機に、安全・安心で快適な生活を支える土木施設への理解をより一層深めていただけたら幸いです。
 今後も、様々な形で土木事業のPRに努めて参ります。

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