本文
たずねてみよう山の下閘門排水機場
昭和初期(1930年頃)の栗ノ木川(新潟歴史双書5新潟の堀と橋より)
栗ノ木川は昔、亀田町や新潟市石山などの水はけを良くするために掘られたといわれています。(いつ掘られたかは、明らかではありません。)
栗ノ木川という名前のいわれの1つには、砂丘を「くりぬいて」掘った川ということから「栗ノ木」になったという説もあります。
道路に生まれ変わった栗ノ木川
栗ノ木川は水はけが悪く、雨が少し降っただけで信濃川の水が逆流するため、明治27(1894)年に本馬越から焼島潟まで新しく水路を掘りました。これが今の栗ノ木川です。
また、もとの栗ノ木川は昭和39(1964)年の新潟地震の復旧工事などで、排水路としての役目を終えて埋め立てられ、道路となりました。今の一般国道49号栗ノ木バイパスは、もとの栗ノ木川の跡です。
栗ノ木川の位置図