新潟地域振興局企画振興部
新潟地域振興局が所管している地域は、新潟市、五泉市、阿賀町です。
この、「にいがたふるさとレポート」では、地域にある隠れた名所やイベントなどのさまざまな地域情報を、インタビュー形式でご紹介しています。
ぜひ、記事をご覧になって、各地に足を運んでくださいね!
「鮭入りお好み焼き」です。
五泉市内を流れる能代川には放流された鮭が戻ってきています。
新潟地域振興局では、新潟調理師専門学校の吉田育子校長先生と平山愛先生を講師として招き、五泉市内の主婦の方々を対象に、能代川で採れた鮭と地元の農産物を活用した料理開発のための調理実習を開催しました。
今回は、その調理現場におじゃまして講師の先生と主婦の皆さんからお話を伺ってきました。
講師をするようになり、いろいろな発見がありました!
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-まずは、吉田校長先生のお話を伺いました-
調理実習に携わって初めて、採卵後の能代川の鮭を食べてみましたが、脂身が少ないことに気づきました。 脂身が少ないためパサパサしている鮭を、美味しいごちそうに変えるためにはどうすればいいのか?一品開発するまでに3回以上試作し、一生懸命研究しました。「脂身が少ないなら単純に油を使えばいい」と発想しがちですが、それではダメだと思い、試作を重ねているうちに「マヨネーズはどうだろう?」とひらめきました。 まさかマヨネーズが能代川の鮭を活かす「ミソ」になるとは思っても見ませんでした。実はマヨネーズには沢山の調味料が使われているので、それぞれの調味料と鮭の相性が抜群に良いみたいですね。
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新潟調理師専門学校 平山先生(左)、吉田校長先生(右)。
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7品の鮭料理を開発しました。
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試作を重ねた結果、魚が苦手な方でも美味しく食べられる料理を7品開発することができました。鮭の生臭さを取るために「ごぼう」や「生姜」、「味噌」などを使いました。 開発するにあたって一番良かったな~と思うことは、五泉市内の豊富な食材を使用できたこと。地元食材を使うことは非常に意味がありますからね(笑)
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専門家の調理はさすがに手際が良いです。
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料理は本当に楽しいんです。
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私は現在米粉にも力を入れています。五泉と言えば里芋ですから、今回は特別に誰でも簡単に出来る里芋料理を紹介します。 茹でた里芋に米粉(必ず米粉100%のものを使用)をまぶして、低温の油でじっくり揚げるだけ!手軽にできる上、冷めても美味しいので、だまされたと思ってぜひ試してください。もちろん新潟県産の米粉を使ってくださいね(笑)。米粉はアイデア次第で色々な料理に活用できますので、みなさんも工夫してみてください。 最近は若い世代が料理をしなくなりつつありますが、私はこのような機会を通じて、料理の楽しさを伝えながら、若年層の料理離れを食い止めたいと思っています。ぜひ、恥ずかしがらず男性の方も料理に挑戦してみてください。 本当に料理は楽しいですよ!!
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里芋の米粉揚げ。
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調理実習に参加してみて
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-次に、調理実習に参加いただいた主婦のAさんからお話を伺いました-
サケマス組合から依頼があり、調理実習に参加してみました。先生からいろいろな鮭料理を紹介いただくとともに、野菜の切り方や茹で方など、調理の基本を教えてもらい、本当にためになりました。 また、実習が新聞でも紹介され、新聞を見た方が「飛び入り参加」するなど、とてもうれしい出来事もありました。でも新聞に載るなら準備をしたのにね・・・(笑)。 以前は能代川の鮭に触ったことがありませんでしたが、実習に参加して能代川の鮭に対する考え方も変わり、先生から教わった料理を家庭でも調理するようになりました。
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料理を試食する参加者のみなさん。
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これが能代川の鮭なの?
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-次はBさんのお話-
教わった料理や自分達で考案した料理を家族に食べさせたら、美味しさにビックリしていました。好評だったメニューは、「ハンバーグ」や先生から教わった「かまぼこ」です。 試しに、近所の方々にお裾分けしてみたら「これが能代川の鮭なの?」と不思議がりながらも、みなさん「美味しい美味しい」と食べてくださったので、とても嬉しかったですね。能代川鮭のファンが少し増えたかな?(笑) また、お裾分けしたお宅では、お分けした鮭料理を独自にアレンジしてみたそうです。まさかみんなで開発した鮭料理が更に進化して、新たな一品になるとは思ってもみませんでした。 料理は、アイデア次第で違う料理になるので、本当に楽しいですね。
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参加者のみなさんが作った料理です。
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-最後にCさんからお話を伺いました-
露店市場の開催日に、お鍋に入れた鮭汁を市場の方に試食していただきました。能代川の鮭で作ったと話すと、能代川の鮭料理が認知されていないためか驚いていましたが、「美味しいね!」とあっという間に鍋は空っぽに。 中には「100円」を握りしめてきたおばあちゃんもいましたが、タダでお配りしたのでもちろん代金はいただきませんでした(笑) 今回の調理実習で自分自身、能代川の鮭について考え方が変わりました。以前よりも川の水も綺麗になり、みなさんの意識も少しずつ変わってきているかも知れませんね。 五泉市のみなさんが能代川の鮭を使った鮭料理を各家庭で作るようになるとうれしいですね。
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鮭のお吸い物です。
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★☆★☆レポーターより★☆★☆
今までは料理法が開発されていなかったため、あまり食用として知られていなかった能代川の鮭。
今回、その鮭と地元の農産物を活用した調理実習を開催したことにより、参加したみなさんの「能代川の鮭に対する認識」が変わってきたようです。
また、能代川は年々きれいに整備され水も透きとおっています。残念ながら今秋まで能代川の鮭はシーズンオフに入りますが、この春は3月~4月にかけて放流される稚魚が元気に泳ぐ姿を観察しに、能代川に出かけてみませんか?
企画振興部地域振興課 横木&小山&山際