新潟県ホーム の中の観光・イベントの中の絵馬を片手に奥阿賀の「湯めぐり」に出かけよう!

 絵馬を片手に奥阿賀の「湯めぐり」に出かけよう!

2009年12月02日
新潟地域振興局企画振興部
新潟地域振興局が所管している地域は、新潟市、五泉市、阿賀町です。
 この、「にいがたふるさとレポート」では、地域にある隠れた名所やイベントなどのさまざまな地域情報を、インタビュー形式でご紹介しています。
 ぜひ、記事をご覧になって、各地に足を運んでくださいね!
これが噂の「湯めぐり絵馬」です。

これが噂の「湯めぐり絵馬」です。

 今回は、平成21年6月に結成され、阿賀町で観光活性化に取り組んでいる「阿賀町観光を考える会」の副会長・古澤正明さんにお話を伺いました。

「何かやらなきゃ・・・」

「阿賀町観光を考える会」会長の佐伯さん(左)と副会長の古澤さん(右)です。

ナゼこの会が結成されたのですか?

 昨年(財)新潟経済社会リサーチセンターさんから、「阿賀町における観光の現状と今後について考える懇談会」を開催いただきまして、町内の温泉旅館や商店などが参加しました。
 そこに私も参加したのですが、正直、2回目までは、「ただ集まっているだけで、具体的に”こうしていったらどうか”といったものが無いなあ・・」と思っていました。
 そんな想いを漠然と抱きながら、3回目(最終)懇談会の開催が迫る頃、「このままでは、単に話し合うだけになってしまう。何か具体的な行動を起こさないとだめかもしれない!」と思うようになりました。
 参加者の中に、私と同じ想いを抱く人が他にもいて、心強い仲間ができました。3回目の懇談会のとき、その仲間たちで「何かやってみます!」と宣言してしまいました(笑)
 それがきっかけで「阿賀町観光を考える会」を発足させました。

「阿賀町観光を考える会」会長の佐伯さん(左)と副会長の古澤さん(右)です。

資金がなければ知恵を出す

 会へは町内からたくさんのメンバーに参加いただいています。宿泊施設や物産店、農業者など顔ぶれも様々で、まさに阿賀町の観光を考えるために、あらゆる分野から参加いただきました。
 では実際に、会として何から始めようかと考えてみたものの、「活動資金」が無い(苦笑)。
 まずは、資金づくりも兼ねた”そう難しくないことから!”と考えたところ、湯めぐり手形を「絵馬」にしてつくってみようということになりました。
 実は、広~い、広~い阿賀町には8つも温泉があり、1カ所だけに訪れて帰ってしまうのは本当にもったいないのです。せっかく来ていただいたのですから、あちこちを訪れてもらう「湯めぐり」をしていただけたらもっと喜ばれるのではないかと考えました。
 阿賀町のファンになってもらいたいという強い気持ちから、本格的に取り組むことにしました。

「湯めぐり絵馬」完成!

写真の「湯めぐり絵馬」とは、どういうものですか?

 「湯めぐり絵馬」は、阿賀町内にある17カ所の温浴施設のうち、お客様のお好きな2カ所で日帰り入浴ができる絵馬です。
 参加している温浴施設のほか、阿賀野川ライン船下りの船着き場(受付)や狐の嫁入り屋敷で販売しています。1枚1,000円、参加施設が載ったチラシ(地図)も一緒にお渡ししています。
 裏に狐の絵柄のシールが2枚貼ってあり、入浴した施設で1枚づつシールを剥がしてもらいます。シールが無くなったら、そのまま記念にお持ち帰りいただいてもかまいません。

「湯めぐり絵馬」はお土産にしても喜ばれそうですね!

「湯めぐり絵馬」はお土産にしても喜ばれそうですね!

「絵馬」だけにぜひ奉納してください

ずらっと並ぶ「絵馬」。皆さん、何をお願いしたのでしょうか・・。

 でも、せっかくの「絵馬」ですから、ご自分の願い事を書いて町内の奉納場所に奉納してみてはいかがでしょうか。みなさんに願いを込めて奉納していただけると「湯めぐり絵馬」に取り組んでいる私たちも「来ていただいて本当に良かった」と思い、幸せな気持ちになります。
 こちらは、きりん山温泉のそばにある公園「麒麟山いこいの森」にある奉納場所です。麒麟山の岩肌に寄り添うように立つ祠に、願いのこもった絵馬が掛けられています。
 阿賀町を訪れたお客様に、ささやかではありますが新たな楽しみを提供できたようで嬉しいですね。
 絵馬を売り出してから4ケ月以上経ちましたが、施設ごとに絵馬を利用される方の人数が偏ってきています。また、購入された方が、必ずしも「湯めぐり」をしているというわけではないようです。
 各施設ごとに客層や設備が異なるため、難しい面もあるのですが、会のメンバーで知恵を出し合い、切磋琢磨しながら、よりよい活動にしていかねばと思っています。

ずらっと並ぶ「絵馬」。皆さん、何をお願いしたのでしょうか・・。

阿賀町の観光を「こうしたい!」

 「湯めぐり絵馬」の取組を継続しながら、今後は「料理メニューの開発」にも取り組みますよ。”阿賀町に来たらコレを食べなきゃ!”という名物料理を提供したいと思っています。
 特定の食材にこだわったメニューにするのか、共通のソースなどを使ったメニューにするのか、具体的な中身はこれから考えていきますが、この取組により活動の幅が広がるとともに、横の連携ももっと密接になると思います。時間がかかろうとも是非成し遂げたい!とみんな意気込んでいます。

 そして、将来の阿賀町観光は、訪れる人が阿賀町で美味しいものを食べ、様々な体験をし、ゆっくりお湯に浸かって、めいっぱい阿賀町を楽しめるような仕掛けづくりもしたいな~と考えています。密かにですよ(笑)
 これからの会の活動に、ご注目くださいね!


★☆★☆レポーターより★☆★☆

 阿賀町には個々に頑張っている人、現状をなんとかしたいと考えている人が確かにいます。
 しかし、個々のがんばりだけでは、成し遂げられる事にも限界がありますが、個が集まり輪になれば、やがて大きな力を生み出すことができます。
 今後、「阿賀町観光を考える会」はどのような活躍をして、我々を楽しませてくれるのでしょうか?
 まずは、変化の胎動を聞きながら阿賀町で湯めぐりしてみませんか。

企画振興部地域振興課 川上&佐々木&鎌倉