新潟県ホーム の中の市町村・地域振興の中の阿賀野川の恵み

 阿賀野川の恵み

2008年07月30日
企画振興部
 阿賀野川は、日本で、長さは10番目、流域面積は8番目、年間流出量(水の流れる量)は2番目の日本有数の大河です。川では、サケやサクラマス等の他、ヤツメウナギ、ヤマトシジミ、モクズガ二等がとれます。
 今回は、阿賀野川漁業協同組合連合会で阿賀野川でとれる水産物の話をお聞きしました。
阿賀野川の画像

阿賀野川 道の駅「阿賀の里」付近から上流を望む

今が旬です。阿賀野川のシジミ

 阿賀野川でシジミが採れることを知っていますか?
 シジミは青森県の十三湖、島根県の宍道湖などの汽水湖(海水と真水が混じった湖)が有名ですが、阿賀野川でも獲れるんです。
 阿賀野川のシジミはその多くが「ヤマトシジミ」といわれるもので、主に阿賀野川河口近くの松浜地区でとれます。ここは、阿賀野川の淡水と日本海の海水がちょうど混ざるところで良質なシジミが育ちます。これから8月にかけて旬を迎えます。特に大粒のものが漁獲され,地元では粒の大きさを活かして料理されています。

阿賀野川で獲れた大粒のシジミ

阿賀野川で獲れたシジミ。大粒です!

 シジミ料理は、やはりお味噌汁が一番!「身は大きくて柔らかく、味噌汁がたいへんおいしいですよ。」とおっしゃっていました。きっと粒が大きいのでエキスがたっぷりなんでしょうね。
シジミ汁は二日酔いにいいといわれていますが、夏バテ気味の身体にもいいのではないでしょうか。
 最近は漁獲量が減り、また燃料の高騰で漁に出る回数が減ったとのことです。松浜のシジミの一部は市場に出荷されていますが、ほとんどは直接料理店などに卸されています。
お買い求め頂くには、予約をしていただくのが一番とのこと。
(連絡先 阿賀野川漁業協同組合連合会 電話0254-99-5105)
是非一度、大粒のシジミをご賞味下さい。

シジミの味噌汁

大粒のシジミが入った味噌汁

阿賀野川の恵みを増やすために

 さけ・ます増殖施設では、サケやサクラマスの人工ふ化や鮎の飼育などを行い漁業資源の確保に努めています。
 「サケの稚魚を270万匹放流してますが、1%にも満たない2万5千匹ほどしか帰ってこないんですよ。稚魚の放流事業をとおして、自然保護の重要さを子どもたちに伝え、川の自然にもっと触れてもらいたいですね。」という佐藤会長さんの言葉が印象的でした。
 私たちも水環境を大切にし、川の恵みを大切にしたいものです。

連合会の増殖施設

連合会の増殖施設(阿賀町にある道の駅「阿賀の里」の隣にあります。

水槽のサクラマス

水槽を悠々と泳ぐサクラマス

説明してくださった佐藤連合会長

説明してくださった佐藤連合会長



★☆★☆レポーターより★☆★☆
 当日は34℃という暑い中での取材でしたが、ご協力をいただきありがとうございました。今までシジミは真っ黒で小さいと思っていましたが、阿賀野川で茶褐色で大粒なシジミが獲れるとは驚きでした。
 また、実際に漁業に関わる方々から話しをお聞きすることができ、阿賀野川の恵みを考える良い機会となりました。
みなさんもこの夏、豊かな自然と「川の恵み」にふれてみてはいかがでしょうか。

               新潟地域振興局企画振興部 高野&宮嶋