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 歴史の風が吹く村松

2007年05月18日
企画振興部
五泉市村松地域は江戸時代より、堀家三万石の城下町として栄えてきました。この地域に残る「のぼり旗」は、かつて江戸時代に城下町にのみ許された、端午の節句の風習です。この風習は長く忘れ去られていましたが、平成15年に地元商店街が数本の旗を揚げはじめ、その後数を増やし、今では約70本もの旗が掲げられるほどになりました。

五月晴れの空へ伸びる「のぼり旗」

江戸時代は、武家は鍾馗様、商家は武者絵・仙人等を描いて子供の成長を願い「のぼり旗」を立ていました。
各家々では、その望みがかなうように競って空高く立てたと言われています。

通りに並ぶ「のぼり旗」は、勇壮な時代を感じさせてくれます。

通りに並ぶ「のぼり旗」は、勇壮な時代を感じさせてくれます。

写真の「のぼり旗」に家紋が二つ付いたものがあるのがわかりますか?
これは、家に男児が生まれたとき、そのお祝いにお嫁さんの実家から贈られたものです。
上の家紋が嫁ぎ先、下の家紋が実家のものとなっています。

旗に描かれた極彩色の絵を是非間近でご覧いただきたいものです。

旗に描かれた極彩色の絵を是非間近でご覧いただきたいものです。

☆★☆★レポーターより☆★☆★
村松と言えば、「村松公園の桜」が有名ですが、かつては村松藩の城下町として栄え、歴史にまつわる文化財も多く残されています。
今回ご紹介したこの風習は、地元商店街の人たちが中心となって復活させ、商店街の賑わい作りや活性化にも一役買っています。
新潟地域振興局企画振興部 高橋 & 佐々木