新潟県ホーム の中の観光・イベントの中の夏の海に残ったものは・・・

 夏の海に残ったものは・・・

2006年09月12日
今年の夏は連日30度以上の日が続き、新潟では真夏日が28日間続くほどの暑い夏でした。
涼を求めて、海水浴に行かれた方も多いと思います。
楽しかった夏の海に残ったものは・・・・・
新潟市西蒲区五ヶ浜地区で実施された海岸清掃についてレポートをお届けします。
賑やかな夏も終わり、静かな海に残ったものは・・・

賑やかな夏も終わり、静かな海に残ったものは・・・

「ビーチクリーンキャラバン隊」がやってきた!

新潟市西蒲区五ヶ浜地区で本田技研工業株式会社の「ビーチクリーンキャラバン隊」が海岸清掃活動を実施するということで、海岸を所管する地域整備部の職員、新潟市西蒲区の職員と一緒に海岸清掃を行いました。
本田技研工業では社会活動の一環として、会社OBを中心とした社員で「ビーチクリーンキャラバン隊」を編成し、本年5月から本格的に活動をスタートし、今年度は全国20カ所での活動を予定しています。

ビーチクリーンのキャラバン隊が到着です。

大きなトレーラーでキャラバン隊が到着です。

清掃作業の説明を受けたあと準備体操から始めます。
朝から夏の太陽が照りつけて、この時点で参加者の額から汗が流れています。
今回の「ビーチクリーンキャラバン隊」メンバーは15名で60才から67才と年齢的には私たちの先輩にあたる方々ですが、暑い日差しを浴びながら準備運動する姿は、とても年齢を感じさせません。

みんなで朝の体操からスタート

安全な作業には準備運動は欠かせません。

海岸清掃の秘密兵器

これが「牽引式ビーチクリーナー」の1つです。
一見すると、サンタクロースのソリみたいですが、各種の特許が組み込まれた製品で市販品ではありません。
開発した研究部門の方のお話しでは、将来メンテナンス用品がホームセンター等で購入できるくらいの汎用品にしたいそうです。

秘密兵器「ビーチクリーナー」

これがすご腕のビーチクリーナー

こちらが、ビーチクリーナーを引っ張る4輪バギー車です。
牽引用に4輪駆動トラックなども試したそうですが、「車輪が簡単に砂に埋もれてしまい作業にならない」ということで、アメリカで販売している自社製品のバギーを逆輸入したそうです。
このキャラバン隊を編成するにあたり、かつてバギー開発に携わったOBのみなさんに声をかけたところ、「自分たちが開発したものが社会の役に立てば何より」と進んで参加してくれたそうです。

砂浜に強い4輪バギー

秘密兵器を牽引する砂浜に強い4輪バギー

さっそく清掃作業がスタートです。キャラバン隊の皆なさんがバギー車に乗って、ビーチクリーナーを引っ張ります。
実際に運転している方は「一度乗ったらすごく楽しくて、やみつきになりますよ。」とお話しされていました。
砂地やゴミの種類、用途によってクリーナーを使い分けます。

バギーを使い作業開始

いよいよ作業開始です。

クリーナーが集めたゴミをみんなで拾い集めます。
浜辺を見ると大小のプラスチックゴミ、ペットボトル、ビニール袋、花火等、海に訪れた方が捨てていったと思われるゴミが沢山あります。
また今年、長野県で大きな水害があり、そのときに流されてきたと思われる流木もたくさんありました。

すごいゴミの量

集めたゴミはみんなで袋に入れます。

大きなゴミを取った後は、いよいよ秘密兵器の出番です。このクリーナーは出来る限り砂がサラサラの状態で使用した方が、威力を発揮するとのこと。
「作業環境は炎天下で砂がサラサラの方が良いのですが、作業する自分たちは日陰もなくヘトヘトになってしまいますね、先日福岡では最高気温34度の中で作業したら、さすがに疲れました。」と笑顔でお話しをされていました。

バギーに牽かれるクリーナー

軽快に疾走するクリーナー

みなさんの努力できれいな砂浜が戻ってきました。

このビーチクリーナーが走ったあとの砂浜はゴミが一掃され、このとおりきれいな状態になりました。
この付近には昭和40年頃までは「鳴き砂」の浜があったそうです。
残念ながら現在は、海も砂浜も汚れてしまい「鳴き砂の浜」も無くなってしまったそうです。

清掃された砂浜

キレイな砂浜が戻ってきました。

みんなで集めたゴミは半日でこんなにありました。
今回の作業はボランティア活動のひとつですが、暑い夏に作業するみなさんのご苦労は大変なものです。
作業されている方は「砂浜がきれいになるのは楽しいですよ。作業は楽しんで行うのが一番です。」と話してくれました。

凄い量のゴミが集まりました。

こんなに集まったゴミ


★☆★☆レポーターより★☆★☆
この日も気温30度、砂浜の温度はもっと暑かったと思います。
日焼けした顔がとても頼もしいみなさんと一緒に作業が出来てとても楽しい時間でした。
このレポートをお読みになったみなさんからも海や川をを汚さないよう、自分のゴミは必ず持ち帰るようお願いしたいと思います。
きっと将来、新潟の浜にも「鳴き砂の浜」が戻ってくれると思います。

新潟地域振興局企画振興部 高橋