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平成26年度内水面水産試験場のトピックス

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0053966 更新日:2019年3月29日更新

養殖業者の生産した黄白の画像
養殖業者の生産した黄白

 ニシキゴイ新品種「黄白(きじろ:正式名称)」の卵を、県内生産者を対象に平成26年6月に試験配布しました。試験配布された卵からはきれいな鯉が生産されており(写真)、各地域の品評会で入賞もしています。たとえば、長岡市、小千谷市の養殖業者が、その年に生まれた鯉の優劣を競う「第7回合同秋の新作鑑賞会(震災10周年復興記念大会)では、変わりものの部準優勝6点のうち3点、また特別賞8点のうち1点を黄白が受賞しました。
さらに1月31日~2月1日に東京で開催された全日本総合錦鯉品評会にも出品され、20部変わり鯉の部で優勝という栄誉を得ることができました。
すでに海外から問合せを受けた養殖業者もいるようであり、黄白の人気が広まりつつあることを感じています。
 なお、当試験場の機関誌「みなも48号」にも紹介していますので、そちらもご覧下さい。


 平成26年10月25日に東蒲原郡漁業協同組合が中心となり常波川でイワナ、ヤマメの人工産卵場整備を実施しました。当試験場では平成25年9月に(公社)日本水産資源保護協会から(独)水産総合研究センター 増養殖研究所 内水面研究部 中村生態系保全グループ長を派遣していただき、柏崎市で産卵場造成の実地研修会を行いました。今回の漁協の取り組みは、その研修会を受けての取り組みとなります。当日は、県岩魚保存会、阿賀野川漁業協同組合連合会、当試験場が協力し、16名で川底の耕耘等を行い4カ所の産卵場を造成しました。河川上流部の狭い場所での産卵場造成は、人力のみでの作業となるため比較的重労働となりますが、河川環境が変化し、イワナ、ヤマメ等の川魚が産卵する場所が減少しているなかで、このような地道な取り組みは非常に重要と言えます。造成の効果が現れてくることに期待しているところです。

人工産卵場の造成風景の画像
人工産卵場の造成風景

完成した人工産卵場の画像
完成した人工産卵場


 既に新聞やテレビで報道されていますが、内水面水産試験場では従来にない色彩のニシキゴイの開発に取り組み、平成9年から17年の歳月を経て、このたび、珍しい黄色系のニシキゴイ「黄白(きじろ:仮称)」を安定的に生産することができました。
 これを受け、6月に2回に分け、県内生産者26名に発眼卵の試験配布を行い、実証試験をしていただくことといたしました。生産者の方々も、海外輸出を中心に新たな需要が生まれるのではないかと期待を寄せていました。実証試験では、6~11月に歩留まりや成長、選別回数、仕上がり具合などを生産者の視点で確かめてもらいます。
 もう一つ話題を 泉田知事がパーソナリティを務めている「hiro&hiroの新潟ステキ☆プロダクション」(FM PORT)で、この「黄白」を取りあげていただきました(7月4日放送済)。黄白に続く新品種の話題などで盛り上がり、今後の新品種開発にも力が入ります。
 「黄白」は7月26日(土曜日)開催の内水面水産試験場一般公開でも見ることができますので、ぜひお立ち寄りください。(開庁日:通常月~金も見ることができます。)

黄白成魚の画像
黄白成魚

黄白若鯉の画像
黄白若鯉

黄白発眼卵配布の画像
黄白発眼卵配布

黄白発眼卵配布の画像
黄白発眼卵配布

生産者取材の画像
生産者取材

ラジオ放送収録現場
ラジオ放送


JA越後おぢや青年部意見交換会の画像
JA越後おぢや青年部意見交換会

 6月25日にJA越後おぢや青年部意見交換会に養殖課1名、病理環境課2名が出席いたしました。これまで魚病研究に長く携わった兵藤養殖課長が、穴あき病の最近の知見を紹介し、質疑応答や情報交換などを行いました。現場の声を伺うことができ、とても有意義な会となりました。


4月にはタイ政府関係者が視察来日されましたが、今度はインドネシア政府海洋水産省非食用水産物開発局長ヘルマワン博士ほか2名とインドネシア錦鯉協会ブディアノ会長が来場されました(6月23日)。当場では、タイ政府視察の時と同様に、業務概要と輸出衛生証明発行のシステムや魚病発生時の対応などを説明しました。日本のニシキゴイ輸出管理システムはたいへん参考になると話されていました。

インドネシア政府視察・概要説明
概要説明

内水面水産試験場場内視察
場内視察


 4月19-20日に開催された国際錦鯉幼魚品評会にあわせ、タイ政府関係者が視察来日されました。タイ政府水産貿易検査局長ソムキアット博士一行5名は、品評会を視察された翌日の21日、日本の錦鯉等の疾病管理システムを学び、自国のシステムを改善するため、内水面水産試験場およびニシキゴイ養殖業者を訪れました。
 当場では業務概要と輸出衛生証明発行のシステムや魚病発生時の対応などを説明し、養鯉場では現場の状況を確認されていました。いずれの視察場所でもとても熱心に質問され、予定した時間を大きくオーバーしてしまうほどでした。視察は全日本錦鯉振興会にも対応していただきました。

タイ政府視察・概要説明
概要説明

タイ政府視察・養鯉場視察
養鯉場視察


第2回国際錦鯉幼魚品評会総合優勝36部大正三色
総合優勝36部大正三色

 4月19-20日に全日本錦鯉振興会主催の第2回国際錦鯉幼魚品評会が小千谷市で開催されました。36cm以下の幼魚を対象に、1227点の出品(うち海外*からの出品:17カ国234点)があり、写真の36部大正三色(インドネシア・Hendrawan Su darpo氏)が大会総合優勝に輝きました。
 上位入賞のうち、錦鯉の御三家(紅白・大正三色・昭和三色)では県外業者の生産・取り扱いも多かったのですが、その他の品種(全20品種区分)では、県内業者の生産・取り扱いがとても多く、品種によってはほぼ独占といった状況で、新潟県の多品種生産の特徴がよく出ていた大会となりました。

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