■ 加茂小学校でサケの授業を行いました
新潟日報社では「地球の守(も)り人」という県民環境キャンペーンを行っています。本年度は「水」をテーマとした取り組みを行い、「モリビト学校」と名付けて「水」の大切さを子供たちに訴えてきました。平成24年2月8日(水)に加茂市立加茂小学校で「モリビト学校」が行われ、当試験場の樋口資源課長が子供たちに授業を行いました。
授業では、「鮭が川にのぼりつづけるには」というタイトルで4年生に話をし、サケのためには、どんな川がよいのか、大切なことは何かを子供たちに考えてもらいました。さらに、サケのために「森づくり」を行っている人々がいることや、普段食べているサケの原産国が日本から遠い国々であり、「森・川・海」や「食」の循環の大切さも学んでもらいました。
授業中も子供たちは話を熱心に聞き、質問がたくさんでるなど、サケや川のことを良く勉強していると感じました。これからも魚のことを勉強し、地元の美味しい魚やお米、野菜を食べてもらえれば、子供たちの願いもサケに届くのではないかと思います。
授業の様子
食べているサケの原産国を調べる
■ 中学校の生徒が職場体験に来ました
平成23年8月5日(金)から9日(火)にかけて、魚沼市立堀之内中学校と長岡市立旭岡中学校第2学年の生徒2名が職場体験に訪れました。
魚病検査の体験では、ニシキゴイについている寄生虫を顕微鏡で観察してもらいました。その他にも、ニシキゴイの稚魚の選別作業や、コクチバスの魚体測定・胃内容物調査の作業など、本場の業務を2日から3日にかけて体験してもらいました。
本年度訪れた生徒は、魚や釣りに興味があり、作業も手際良く行っていました。将来にわたって魚に興味を持ち続けることを期待しています。
寄生虫検査の作業体験
ニシキゴイの選別体験
■ 豊田市矢作川研究所の研修会を行いました
猛暑に見舞われた平成23年8月5日(金)に豊田市矢作川研究所や矢作川漁業協同組合などの方々が愛知県から当場に来られました。
矢作川は、長野県を源流とし、岐阜、愛知の3県を流れ、三河湾に注ぐ河川で、漁業関係者、市民、市町村、関係団体などが矢作川の豊かな自然を取り戻す活動を積極的に行っています。
来場された5名の方々は、河川環境とアユの関係の研修が目的でした。研修会では、資源課の前主任研究員が「河床材料とアユ漁獲量の関係」というタイトルで講演を行い、魚野川のアユの漁獲量は、川底にある石や砂の組成と関係があり、河床材料に着目して川を見る大切さを学んでいただきました。
講演終了後も、河川環境を改善するために必要なことについて多くの質問をいただき、情報交換も活発に行うことができました。
研修会の様子
■ 平成23年度一般公開を行いました
平成23年7月23日(土)に内水面水産試験場では、「みて、ふれて淡水魚を知ろう!」をテーマに一般公開を行いました。当日は晴天に恵まれ、130名の多くの県民の方々にお越しいただきました。
本年度も様々な研究成果を紹介し、当場が開発した魚沼美雪マスのコーナーでは、県民の方々にその美味しさを体験していただきました。また、川や湖の生きものたちに大きな被害を及ぼしているブラックバス類の被害対策のコーナーでは、ブラックバスを間近で見ながら、産卵生態や外来生物法による規制、駆除技術開発の現状などを理解していただきました。
ミニ釣り体験コーナーは、小さな針で水槽の中のキンギョを釣っていただきました。最初は竿をあげるタイミングがわからず、なかなか釣り上げられない児童もいましたが、魚が釣れた時には歓声があがり、親子で釣りの楽しさを体験していただきました。
その他、顕微鏡での水中の生き物観察やお魚クイズコーナーでは、水辺の生きものを知ることを、タッチプール、ニシキゴイの選別・給餌体験では、普段はあまりできない生きた淡水魚と触れ合っていただきました。
ミニ釣り体験コーナー
水中の生きもの観察
■ 新潟県立長岡農業高等学校の「青空教室」を行いました
長岡地域農業教育機関連携推進会議では、環境問題を契機とした農業への動機づけ高めるため、「青空教室」と名付けた校外研修を行っています。
長岡農業高等学校生産技術科第2学年は、水田地域に生息するドジョウの養殖技術の開発を行っていることから、平成23年7月11日(月)に当場でドジョウ養殖の研修会を行いました。
研修会では、はじめに中嶋研究員がドジョウ養殖の概要や人工ふ化技術について話をしました。その後、施設見学を行い、種苗生産を行っている施設で、ドジョウの種苗生産の概要や雌雄判別、網どうを使ったドジョウの取り上げの研修を行いました。
網どうには、親ドジョウや今年生まれた稚魚がたくさん入り、普段、生きた魚を捕ることがほとんどない生徒は、大きな声をあげながら、取り上げ作業を行っていました。
ドジョウの種苗生産の説明
■ 養鯉青年部研修会で講演を行いました
平成23年7月7日(木)の七夕の晩に、小千谷市農協グリーンパークにてJA越後おぢや養鯉青年部と長岡養鯉組合青年部の研修会が開催されました。この研修会は、小千谷・長岡地域の養鯉組合青年部員を対象に開催しているものです。
本年度の研修会では、当場の養殖課の佐藤主任研究員が”穴あき病に強いニシキゴイの新品種開発”、病理環境課の兵藤課長が“KHVの最新情報“という表題の発表を行いました。
研修会に参加された青年部員の皆さんは、講義内容について、熱心に聞かれ、発表終了後、時間の少ない中、魚病をはじめいくつかの質問・ご意見を頂くことができました。
研修会に引き続き懇親会が行われ、当場職員と青年部員との間で活発な意見交換を行うことができました。本年度も多数の青年部員の皆様に参加頂きありがとうございました。
研修会の様子
■ 長岡市立黒条小学校の5年生が来場しました
長岡市立黒条小学校第5学年の児童が、「水産業のさかんな地域をたずねて」という社会科学習のうち、「育てる漁業」の学習の一環で、平成23年7月6日(水)に当試験場へ施設見学に訪れました。
施設見学では、養殖課の佐藤主任研究員が、新潟県の川や湖でとれる魚、当試験場の仕事やニシキゴイの養殖についてお話をしました。
話の後には、ニシキゴイの稚魚やドジョウ、そしてニシキゴイの稚魚が食べている小さな生き物を顕微鏡で観察してもらいました。また、屋外の池では、生まれた日が違うニシキゴイの稚魚やニシキゴイを飼う池の様子を観察しました。
見学の途中でも、「ニシキゴイはどれくらいの数の卵を産むの?」などの質問が子供たちからたくさんでました。ニシキゴイでも値段が安く、飼いやすいニシキゴイもいるので、子供たちにも飼っていただきたいと思っています。
魚の餌となる生き物の観察
ニシキゴイの稚魚の観察
■ニシキゴイを使った共同試験を行いました
当試験場では、北海道大学山羽悦郎教授や帝京科学大学平井俊朗准教授とニシキゴイを用いた共同研究を行っています。
平成23年5月30日から6月1日までの3日間、先生方や研究スタッフが当場に来場し、ニシキゴイの卵を用いた試験を行いました。採卵日当日は台風2号の影響と思われる雨模様の天候で、ニシキゴイが卵をなかなか産まず心配しましたが、何とか予定の試験を行うことができました。
今後も研究を進めていただき、新たな生産技術が開発されることを期待しています。
卵の状態の観察