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【小千谷】水防工法演習を実施しました(6月20日実施)
水防工法を学ぶため、水防工法演習を実施しました
平成29年6月20日(火曜日)に洪水時の堤防漏水などの被害を防ぐための工法を学ぶことで水防活動の重要性を理解し、有事へのスムーズな対応力を養うことを目的に、小千谷市消防本部から講師を招き、長岡地域整備部小千谷維持管理事務所と小千谷市、そして建設業協会小千谷支部と合同で水防工法演習を実施しました。水防工法演習は、昨年に引き続き2回目の実施になります。
演習は水防の基本である縄結びとして、本結び、ふな結び、いぼ結びなどを講師の実演・指導のもとに行いました。
その後、水防工法の中で最も基本的で重要な工法である積土のう工の演習を行いました。最初に土のう袋に砂を詰めて袋の口を紐でしばって土のうを作成します。次に堤防を想定して川側に長手積みで表土のう、居住側に小口並べで控え土のうをそれぞれ並べ、表土のうと控え土のうの間に土を詰めてよく踏み固めます。土のうを積み終えたところに鋼杭を土のう1袋につき、2本の割合で打ち込んで完成です。
今後とも地域の安全を守るため水防実施関係者と連携し、出水時には被害を未然に防止し、または被害の拡大を防ぐため適切な水防活動の実施に努めていきます。
小千谷市消防本部警防課長挨拶
講師による演習内容の解説
縄結び作業1
縄結び作業2
土のう袋作成作業
土のう並べ(長手積み)作業中
土のう並べ(長手積み)作業中2
鋼杭打ち込み作業
土のうの間の土詰め作業
講師からの講評