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【令和元年度】 農業トピックス
ニュー農業塾閉講式を開催しました (1月28日)
ニュー農業塾稲作コースでは、優れた農業経営を実践している先輩農業者(指導農業士)を塾長とし、9名の塾生(新規就農者)が6回の講座を受講し、栽培技術や経営管理を学んできました。閉講式では、修了証書を授与された後、「これからの担い手に期待すること」と題して塾長から講話いただきました。塾生からは、栽培技術等の習得のみならず、仲間づくりができたとの感想もありました。
新規就農者「経営管理基礎研修会」及び「コミュニケーション研修会」を開催しました
(12月18日)
新規就農者等を対象に研修会を開催しました。午前は、23名が経営管理の基礎知識について、午後は、34名が顧客や上司と良好な人間関係を築くコミュニケーション方法を学びました。また、研修ではグループワークもおこなわれ、価値観や農業への思い等について意見を交換しました。
「長岡地域雇用主経営管理研修会」を開催しました(11月29日)
法人等の経営者、関係機関等43名が参加し、今後の自社経営を担う人材の育成についての研修会を開催しました。
JA新潟中央会から「農業の経営継承のための雇用と人材育成のポイント」と題して情報提供いただき、その後、新潟市江南区の有限会社エーエフカガヤキの代表取締役社長立川幸一様から「(有)エーエフカガヤキの人材育成の取り組みについて」と題して講演をいただきました。
小学生への「花育(総合学習)」を実施しました!(11月22日)
長岡市立柿小学校の4年生22人が、花ハスの蓮台ドライを材料とした花づくりを体験しました。
“にいがたなりわいの匠”佐々木昭二さんを講師として招き、ハサミを入れて表皮を花弁に仕立てたり、固いテープを巻いて絞り込んだり、子供たちは、蓮台ドライをカーネーションの花に変化させていました。
「ほかの花も作ってみたい」、「また教えてほしい」といった声も聞かれ、小学校の教室はにぎわっていました。
「GAP認証取得推進研修会」を開催しました(11月20日)
GAP認証に必要な知識、実務の習得を目的とした研修会を開催しました。この研修会は、JGAP認証農場である見附市の(農)ファーム小栗山を会場に、認証取得に向けた実践的な研修会とし、参加した5法人6名の生産者にとっては、GAP農場の効率的な運営を学ぶ機会となりました。
「第3回ながおか花ハスフェスタ」を開催しました!
長岡地域で生産拡大・産地育成を図っている花ハスの「蓮台ドライ」をメインとしたアレンジメントを、10月23日から30日まで、アオーレ長岡西棟の3階に展示しました。
市内12の生花店から、蓮台ドライの活用法を様々な形で提案いただきました。
「第3回ながおか花ハスフェスタ」を開催します!(10月23日)
長岡地域で生産拡大・産地育成を図っている花ハスは、下図のように、蕾、開花、蓮台(はすだい)と、その姿を変えていきます。また、蓮台を乾燥させるとチョコレート色になり、蓮台ドライという花材となります。
この蓮台ドライをメインとしたアレンジメントを、10月23日(水曜日)午前10時から30日(水曜日)午前11時まで、アオーレ長岡西棟の3階に展示します。
ウッドデッキ通路からご覧いただけるよう展示していますので、ぜひ足を運んでみてください。
大口れんこん生産組合で掘り取り体験チャレンジツアーが開催されました!(10月11日)
就農希望者の受入を積極的に行っている大口れんこん生産組合で、首都圏の就農希望者による体験ツアーが県の主催で開催されました。
参加者は、れんこんの栽培ほ場で、腰まで水につかりながら掘り取りを体験し、「泥の中でれんこんを探し、折らないように掘り出すのは難しかった。」と話していました。その後、掘り出したれんこんの洗浄、根切り、箱詰めを体験しました。終了後、掘りたてのれんこんの料理と新米のおにぎりを囲みながらの交流会が開かれました。交流会では、大口れんこん生産組合には約70戸の農家が所属し、約5億円の売上があり、安定して所得確保できること等が情報提供されました。
限られた時間でしたが、首都圏からの就農希望者にれんこん産地の魅力を知っていただく機会となりました。
「第2回ながおか花ハスフェスタ」を開催しました!(8月27日)
花ハスのカジュアルなアレンジメントを紹介する「ながおか花ハスフェスタ」を8月27日(火曜日)にアオーレ長岡のナカドマ大型ビジョン前で行いました。
2回目となる今回は協力店舗も増え、11の生花店から秋の気配も感じさせるアレンジメントを提案いただきました。
平日にもかかわらず約500名の皆様から来場いただき、中には「カレンダーにチェックを入れ、この日を忘れないよう注意したんですよ」と開催を心待ちにしていた方もいらっしゃいました。
ポマト倶楽部が『じゃがいも収穫体験』を開催しました!(7月7日)
長岡地域の若手農業者グループの『ポマト倶楽部』が、消費者との交流と農業の理解促進のため『じゃがいも収穫体験』を開催しました。
毎年恒例となったイベントで、今年は長岡市内外から30名以上の方々が参加しました。とれたてのじゃがいもで作った『じゃがバター』のふるまいや七夕の短冊を飾る等の余興も、大変好評でした。
イベントの企画・運営や消費者との交流は、クラブ員にとって貴重な経験となり、今後のクラブ活動への励みとなりました。
こいこいクラブ定例会が開催されました(7月2日)
農業青年クラブ「こいこいクラブ」は、小千谷市の20~40代の農業者を中心に構成され、令和元年度は25人が所属しています。主な活動として、水稲や園芸の現地研修、おぢや農林まつりで、会員が生産した農産物などの販売をおこなっています。
7月2日の定例会では、会員の水稲やトマトの栽培ほ場3か所を訪れ、栽培方法や現在の生育状況について活発な情報交換をおこない、お互いの栽培技術を高めあう時間となりました。
先輩から学ぶ! ~新規就農者や就農希望者と指導農業士の交流会を開催しました~(6月26日)
新規就農者と就農希望者32名が参加し、新規就農者交流会を開催しました。
最初に、長岡市内の園芸主体の経営を2件視察し、先輩農業者の経営概要や経営発展に至るまでの経緯、生産物の販売方法、労働力の構成、経営方針等について学びました。
その後、長岡地域振興局で参加者と指導農業士との情報交換会を行いました。参加者からは、効率的な作業計画の立て方、農地の確保方法、休日の取り方等、多種多様な質問があり、指導農業士からは親身なアドバイスや熱いエールをいただきました。限られた時間でしたが、参加者は先輩達とのつながりを築き、経営発展に向けて多くを学び取る機会となりました。
将来の地域農業の担い手へ!~ニュー農業塾を開催しています~(6月4日)
ニュー農業塾は、優れた農業経営を実践している先輩農業者(指導農業士)を塾長に迎え、将来の農業の担い手として期待される新規就農者が、栽培技術や経営管理等を学び、農業経営の実践力を身につけることを目的とした講座です。今年は、9名が塾生として、稲作講座を受講しています。
6月4日には第2回講座を開催し、分げつ発生調査や生育調査などを行い、生育診断方法を学びました。塾生は、複雑に発生している分げつの調査や水田に入っての生育調査に苦労しながらも、塾長の熱心な指導で生育診断の目的や方法について理解を深めました。
今後、4回の講座を開催し、塾生の農業経営の実践力を高めるとともに、塾長と塾生の縦のつながりと塾生同士の横のつながりを深めていく予定です。