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【長岡】長岡地域振興局が実施した平成27年度地域振興事業の紹介

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0053280 更新日:2019年3月29日更新

 地域の振興と発展のために、長岡地域振興局が平成27年度に実施した主な地域振興事業を紹介します。
 長岡地域振興局では、主に以下の視点から地域振興事業を実施しています。

  • 地域からの情報発信
  • 交流人口の拡大支援
  • 地域からの災害復興の支援

1 地域からの情報発信

海の安全利用対策事業及び寺泊港周辺施設利活用推進事業(ハード事業)

野積海水浴場に設置した注意喚起看板の画像
野積海水浴場に設置した注意喚起看板

実施目的

 夏の観光シーズンを迎えるにあたり、海水浴などのレジャーで訪れる観光客に対して、高波や離岸流などへの注意を喚起するとともに、改修した親水護岸での安全対策を図ることで、水難事故を防止する。

事業内容

  • 野積海水浴場や寺泊中央海水浴場などに離岸流等の注意喚起看板(全11基)を設置しました。
  • 親水護岸の周辺に注意喚起看板(1基)を設置しました。

実施結果

 海岸や親水護岸の安全利用を呼びかけ、高波や離岸流などの危険を周知することで、海岸利用者へ注意を喚起しました。

「旬Naベジおやつ」を活用した長岡地域農産物の消費拡大事業(ソフト事業)

地域情報誌に掲載した誌面の画像
地域情報誌に掲載した誌面

実施目的

 長岡地域の農業者と菓子店の結びつきにより、地元農産物の野菜を使った「旬Naベジおやつ」の開発と販売を行うことで、地元農産物の魅力発見と食育促進を図る。

事業内容

  • 「旬Naベジおやつ」を核とした地元温泉街との連携
    開発販売(山古志産小豆・よもぎかきもちの提案及びマッチング)を支援しました。
  • 他イベントへの出店支援
    ながおか農業まつりやながおか野菜クオーレ祭りなどへの出店を支援しました。
  • 他イベントと連携した「旬Naベジおやつ」のPR
    • 地域情報誌「まるごと生活情報」への掲載によるPRを行うとともに、スタンプラリーを実施しました。
    • のぼり旗など広報グッズの提供や貸出を行いました。

実施結果

 農業者と菓子店・温泉旅館との日常的な繋がりを作り、他イベントへの出店支援や地域情報誌への掲載など通じて多くの方に地元農産物の魅力をPRしました。

農産物直売所活性化支援事業(ソフト事業)

直売所マップのデザイン素案の画像
直売所マップのデザイン素案

実施目的

 消費者の「安全・安心」な地場産農産物を求めるニーズが高まっていることから、農産物直売所に係る情報発信の充実を図り、地場産農産物を求める消費者の購入行動を支援する。

事業内容

 長岡地域における農産物の魅力と直売所情報をわかりやすく紹介した「長岡地域農産物直売所マップ」の制作に向けたデザインを検討しました。

実施結果

 直売所の特徴、おすすめの野菜、野菜の旬な時期などを分かりやすく説明した直売所マップのデザイン素案を作成しました。今後、そのデザイン素案をもとに「長岡地域農産物直売所マップ」を制作し、広く配布していきます。

地域広報活動事業(ソフト事業)

管内市町村PR用のパンフレット棚の画像
管内市町村PR用のパンフレット棚

実施目的

 長岡地域振興局が有する有益な情報(イベント開催情報、防災情報、注意喚起、相談窓口の案内など)を地域住民に広報する。

事業内容

  • FMながおかで「長岡地域振興局からのお知らせ」を放送(毎週月曜~金曜の朝7時45分からの3分間、2情報を広報)しました。
  • 庁舎1階ロビーに局広報コーナーを設け、パネルの展示やパンフレット・チラシを配置することで、来庁者に対して局の取組などを紹介しました
  • 来庁者が管内市町村(長岡市・小千谷市・見附市・出雲崎町)で開催されるイベント情報や観光情報を容易に入手できるように、庁舎1階ロビーに管内市町村用パンフレット棚(県産材の越後杉を使用)を新たに設置しました。

実施結果

 地域住民に対して多岐にわたる情報をタイムリーに発信するとともに、来庁者の利便性向上にも努めました。

2 交流人口の拡大支援

寺泊港周辺観光推進 施設整備事業(ハード事業)※26年度からの繰越事業

護岸整備後に開催されたEボート大会の様子の画像
護岸整備後に開催されたEボート大会の様子

実施目的

 多くの観光客が訪れる寺泊地区において、既存施設の有効活用を図ることで観光地としての魅力拡充に繋げる。

事業内容

 寺泊にある親水護岸を改修しました。
 ※外国語〔英語・韓国語・簡体字・繁体字・ロシア語〕で表記した「海の寺泊」観光案内サインの設置(全3基)や、みなと公園の機能強化のための改修(ステージ屋根の増築やステージ改修など)は、26年度に実施済み。

実施結果

 親水護岸をメイン会場としたイベント(Eボート大会など)には多くの来場者が訪れるなど、施設の活用が図られたことで、観光地としての魅力拡充に寄与しました。

良寛たずね道活性化事業(ソフト事業)

パンフレット「良寛たずね道 八十八ヶ所巡り」の画像
パンフレット「良寛たずね道 八十八ヶ所巡り」

実施目的

 全国にその名を知られ、多くの人々に慕われる良寛さんの魅力を発信することで、多くの史跡が残る長岡地域への関心を高め、交流人口の拡大に繋げる。

事業内容

  • 良寛さんの足跡やゆかりの史跡などを紹介したパンフレット「良寛たずね道 八十八ヶ所巡り」を新たに作成しました。
  • 同パンフレットの作成に合わせて、ホームページ(【長岡】パンフレット「良寛たずね道 八十八ヶ所巡り」を紹介します)を作成しました。
  • 同パンフレットの活用策を検討するために、関係者向け現地見学会及び意見交換会を実施しました。

実施結果

  • 作成したパンフレット「良寛たずね道 八十八ヶ所巡り」を、全国良寛会新潟大会で配布するとともに、県内外の良寛ファンや団体、関連施設などにも配布することで、全国に良寛さんの魅力を発信しました。
  • 同パンフレットの活用策の検討を踏まえ、今後は地元NPO法人や関係市町村と連携してモデルコースの検討やモニターツアーの実施などを行いながら、平成29年度の全国良寛会総会 長岡大会の開催を向けた機運醸成を図っていきます。

長岡地域の魅力を伝えるガイドづくり事業(ソフト事業)

ボランティアガイド研修の様子の画像
ボランティアガイド研修の様子

実施目的

 観光ボランティアガイドのスキルアップを図り、観光資源の魅力を的確に発信することで、ガイド利用者の満足度向上や観光地の魅力向上に繋げる。

事業内容

 講師に落語家の春風亭昇乃進さん(公益社団法人 落語芸術協会 真打)をお迎えし、ボランティアガイド研修「ユーモアで伝える心、おもてなし ~話芸の達人に学ぶガイド術~」を開催しました。ユーモアを交えて楽しく聞かせる話術やお客様の心に響く話し方などを中心にご講演いただきました。

実施結果

 参加人数は84名に達し、地域の垣根を越えた多くのボランティアガイドが研修会に参加したことから、観光ボランティアガイドのスキルアップに繋げることができました。

おとなの森学び塾(ソフト事業)

「森の楽校」における木の伐倒体験の様子の画像
「森の楽校」における木の伐倒体験の様子

実施目的

 森林整備の担い手が不足し、その確保及び育成が課題であることから、地域住民に森遊びの楽しさや森林の役割などを知ってもらい、森林への関心を高めるとともに、森と触れ合う機会を設けることで、森林を抱える中山間地域における交流人口の拡大を図る。

事業内容

  • 「森の楽校@長岡市小国」の開催(参加人数25名)
    スギの伐倒や枝払い体験、薪作り体験、ワークショップなどを実施しました。
  • 県産木材(越後杉)のPR
    県産木材をPRするために越後杉製ブースを製作し、道の駅「良寛の里わしま」に設置しました。

実施結果

 開催した「森の楽校@長岡市小国」では、若者を含む様々な年代の方々が参加し、初めて木の伐採を体験するなど、森林への関心を高めることができました。また、その様子は、新潟日報や長岡ケーブルテレビで取り上げられ、身近な森の魅力を幅広く発信することができました。
 道の駅「良寛の里わしま」に設置した越後杉製ブースは、休憩スペースとして多くの方々に利用されており、道の駅の来訪者に県産木材(越後杉)をPRすることができました。

山古志地域をモデルとした“分かりやすい案内方式”検討事業(ソフト事業)

とりまとめた検討結果報告書の画像
とりまとめた検討結果報告書

実施目的

 観光客の満足度向上に繋がる道路標識や案内サインなどの設置に向けて、管内の代表的観光地である山古志地域をモデルとした“分かりやすい案内方式”を検討する。

事業内容

 地元関係者(観光協会、各地区協議会代表、住民団体など)や地元市町村、長岡国道事務所を交えた検討会議を開催し、来訪者にとって分かりやすい道路標識や案内サインとはどういったものかを協議しました。

実施結果

 分かりやすい案内方式や整備に関するコンセプトなどの検討結果を報告書にまとめました。今後、この報告書に基づき、山古志地域の道路標識や案内サインに記載されていた内容を修正していきます。

3 地域からの災害復興の支援

「ふるさと やまあい」ランドマーク 小千谷ICからの誘導改善事業(ハード事業)

国道291号・国道117号の交差点に整備した誘導サインの画像
国道291号・国道117号の交差点に整備した誘導サイン

実施目的

 中越大震災からの復興の軌跡を訪ねて、「おぢや震災ミュージアムそなえ館」や「妙見メモリアルパーク」を巡る来訪者は多いものの、行き方が分かりづらいという課題があったことから、案内サインを設置することにより、小千谷ICから目的地への適切な誘導を図る。

事業内容

 小千谷ICから「おぢや震災ミュージアムそなえ館」や「妙見メモリアルパーク」へ向かう分岐点(4箇所)に誘導サインを設置しました。

実施結果

 誘導先の施設からは「来館者が迷わず到着できた」、「道順の問い合わせに対して説明がしやすくなった」と感謝の声が聞かれるなど、目的地への適切な誘導に貢献することができました。

長岡地域の食を通じた産学官連携による減災対策推進事業(ソフト事業)

【上段】防災訓練での災害食ブースの設営 【下段】イベント等での災害食の試食提供の画像
【上段】防災訓練での災害食ブースの設営 【下段】イベント等での災害食の試食提供

実施目的

 災害により住民が被る被害を少なくするために、災害時における食の備えの必要性を周知し、災害食(災害時であっても健康的に過ごすことができ、かつ平常時にも役立つ食事)の普及・定着化を図る。

事業内容

  • 「にいがた災害食レシピ」を活用した災害食の普及促進
    防災訓練や防災教育の場において、「にいがた災害食レシピ」を活用した災害食の試食提供や親子を対象とした体験学習などを実施することで、長岡地域における災害食の普及・定着化を図りました。
  • 災害支援活動学生シンポジウムの開催
    • 長岡地域の3大学1高専及び栄養関係の大学・専門学校生が一堂に会して、災害時におけるボランティア活動などについて発表や意見交換をすることで、災害支援に関する次世代への継承と新たな活動への発展を目指しました。
    • 学生に対して災害食の試食を提供し、災害食の普及・定着化を図りました。
  • 食の事業継続セミナーの開催
    東日本大震災での経験を踏まえ、官民が一体となった食の事業継続に関するワークショップを開催しました。

 ※「にいがた災害食レシピ」の詳細は、「【長岡】「にいがた災害食レシピ(第2版)」を作成しました」を参照ください。

実施結果

 食の観点から防災訓練や防災教育の場でも「にいがた災害食レシピ」が活用されるなど、長岡地域における災害食の普及・定着化を図るとともに、災害支援活動学生シンポジウムや食の事業継続セミナーの開催を通じて、災害食に関する意識を高めることができました。

アルパカ&どんぐりプロジェクト事業(ソフト事業)

【上段】山古志直売所まつりでのストラップ販売 【下段】小学生によるストラップ製作体験の様子の画像
【上段】山古志直売所まつりでのストラップ販売 【下段】小学生によるストラップ製作体験の様子

実施目的

 山古志地域の震災復興を全国に向けてアピールするとともに、地域の観光資源(アルパカ=復興の象徴)を有効活用することにより地域の活性化を図る。

事業内容

 アルパカの毛を活用して商品化された「アルパカ&どんぐりストラップ」の販売促進

  • ながおか花いっぱいフェアーや山古志直売所まつりなどでの販売活動を行いました。
  • 小学生を対象にしたストラップ製作体験を実施しました。
  • PR強化に向けた「アルパカ&どんぐりストラップ」はっぴを製作しました。

実施結果

 イベントでの販売活動やストラップ製作体験を実施することで、ストラップの知名度向上に繋げ、販売を促進することができました。

 ※アルパカ&どんぐりストラップは、アルパカ牧場、山古志地域の直売所、蓬平温泉、まちなか観光プラザ(アオーレ長岡の隣)などで販売しています。

復興発信・交流支援事業(ソフト事業)

「越後 牛の角突き街道 二十村郷ガイドマップ」などの画像
「越後 牛の角突き街道 二十村郷ガイドマップ」など

実施目的

 中越大震災から10年目の節目を超えて、次の復興段階へと向かう地域の取組を支援することで、復興した地域の新たな魅力などを発信する。

事業内容

  • 牛の角突きの機運醸成に向けた「越後 牛の角突き街道 二十村郷ガイドマップ」の増刷及び配布
  • 新潟県中越大震災11周年記念シンポジウムへの支援 など

実施結果

 復興した地域の姿や魅力を発信し、交流人口の拡大に貢献しました。

 

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